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俺は、紙に書いてあった場所に向かった。
俺が、ステージ前に行くともう10人位いた。
「遅れてすいません」
俺が、謝ると1人が「気にしないでいいよ」といってくれたので、気にしないことにした。
そして俺が来たあとに2人きて、すでにここにいた1人が「よし そろったね」と言った。
「えっとじゃあまずは俺の自己紹介だね。俺は徳川啓介です。学年
は3年でクラスはAです。 まぁこのグループのまとめ役を任されることになってます。 って
ことでよろしく」
徳川先輩は少し長めの髪をした、爽やかな感じだ。
徳川先輩の自己紹介が終わり、徳川先輩の隣にいる人が、自己紹介をしはじめた。
「俺は 織田 慎です。よろしく!学年、クラスは啓介、いや徳川とおな
じです。 じゃ俺は終わり」
織田先輩は見た目は、かっこいい人だ。織田先輩はメガネをかけていて、髪も短めで、知的なイメージだ。
「次は浅海 お前だ」
徳川先輩が女生徒を1人呼んだ。
「天持 浅海で〜〜す。 よろしく〜! 3年でクラスはBで〜す。じ
ゃあ次、いってみよ〜」
元気いっぱいの声が聞こえる。
天持先輩は元気っ子タイプだ。髪は短くショートカットだ、それでいてかわいいと言える笑顔だ。
「美雨 どぞ!」
天持先輩の声で隣の人が反応した。
「小林 美雨と言います。 学年は3年ですクラスはBです。よろしくお願いします」
小林先輩は上品な感じだ。髪はおしとやかでまさしく大和撫子と言ったほうがしっくりくる人だ。しかもソプラノボイスが心地よい。
「つぎは、上杉君やってくれ」
「わかった」
徳川先輩に反応したのは徳川先輩の隣にいる人だった。織田先輩とは逆の隣にいた。
「俺は、上杉 剣だ。 2-Eだ。 よろしく」
上杉先輩はクールな人みたいだ。
上杉先輩が簡潔に自己紹介すると、
「武田 聡史です。2-Dです。よろしくお願いします」
と武田先輩が自己紹介した。
武田先輩はガタイが良くプロレスラーみたいだ。
「椎名 真奈美2-D」
今度は椎名先輩が自己紹介した。
椎名先輩は、すごい無表情だった。椎名先輩はかわいいより美人に入る容姿だ。
「次、おねがい」
徳川先輩が言うと、1人が前にでてきた。
「岡本 美咲といいます。よろしく。 2-Cです。」
岡本先輩は背が高い170cmあるのでないかという身長をしていた。しかもクールという感じで、別に、変な感じはしなかった。
「次」
「は〜い。 私は冬月 恵美といいま〜す。1年E組で〜す。 よろしく〜!」
冬月さんは元気っ子的なタイプだ。なぜか天持先輩と似ている気がする・・・・・・・
終わると俺が1歩前に出る。
「俺は、瀬戸です。瀬戸 凌です。よろしくお願いします。 1-Cです」
俺は終わるとともに1歩下がった。
すると隣にいる男子が1歩前に出る。
「はい! 俺は、犬塚 佐助っす。 ヨロシクッス! あと、1-Cっす」
犬塚は見た目はカッコイイのだ。中身は知らんが・・・・・・
犬塚、俺と同じクラスか・・・・仲良くしないとな。いい話し相手になると思うからな。・・・・・・・・
犬塚が1歩下がると男子の最後の1人がゆっくり1歩前に出た。
「僕は、石川 将です。 よ、よ、よろひぃくおねがいしましゅ!! 1-Aでしゅ!、です!」
石川は自己紹介で噛みまくった。周りの人はクスクスと笑っていた。それを見て石川は真っ赤になりうつむいていた。
どうやらあまり人前でしゃべれないみたいだ。
石川はカッコイイって言うよりかわいいって感じだ。実際見た目も男って言うより女に見える。
石川は終わるとすぐに1歩下がった。
それを見ていた最後の女子が1歩前に出てきた。
「私は、朝比奈 桜と申します。新入生でC組です。
どうぞ、よろしくお願いしますね」
同じクラスに美人さんか・・・・/////
これで今ここにいるのは終わったのだが、人数を数えると13人しかいなかった・・・・・
確か、生徒会長の黒木先輩は、14人か、15人と、言っていたから
誰か休んでいるのかと思ったが違うみたいだ。徳川先輩が誰かを探しているみたいだからだ。
「あっ!! こっちや!!こっち!!ここ!!」
と徳川先輩が叫んだ。
先輩が叫んだほうを見ると生徒会長の黒木 慶先輩がこっちに来る。
そして黒木先輩が俺がいるグループまで来た。
「すまない。遅れたよ」
黒木先輩は来ると俺たちに謝った。
「いや、気にするな! 生徒会の仕事だったんだしな」
「しかし・・・・・・」
「とりあえず 自己紹介頼むわ」
徳川先輩は笑って話を変えた。黒木先輩は納得がいかないような顔をしたがすぐにふつうに戻った。そして話し始めた。
「私は知ってのとおり生徒会長を務めている、黒木 慶だ よろしく頼む、3-Cだ」
はじめにも言ったとおり黒木先輩は美人だった。周りにいるほかのグループの人も見とれている。俺もその一人だ。
「これでいいな よしあとはほかが終わるのを待つだけだな」
「ああ それじゃ 私は向こうに行って来る」
「ああ こっちは任せろ」
黒木先輩が徳川先輩に断りを入れてステージ横に向かった。