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駅前のデパート、取り壊されてるなう

作者: 四葉咲大翔

隣の芝生は青く見える


ガラス越しに飾られたあのワンピースがとても素敵だとか


欲しいアイテムが手に入るまでガチャガチャ


星は離れているから綺麗だと感じるのか、もし自分の手にないものという定義が概念や物質をよりきらびやかにするのだとしたら人間の欲望は肥大していく事をやめないであろう


実際、インターネットサーバーは生まれた時から広がり続けていて、正に宇宙のビックバンそのものである


恋人に思いを伝えたいという欲望、欲なんて言葉を使えばなんだかいやらしいが


誰にも邪魔されたくない、もっとあの子と話していたいという感情がネットワークという新しい世界を生み出したのだ、特別ではない人間の本能に従った行動が存在しなかった概念を生み出しているではないか


今を生きる私にとってサルから人に進化する過程を容易に想像する事は出来ないし、姿が変わるなんて事も世代内では聞いたこともない


だからこそ実際は急速な進化の過程に気付く事が出来ていないのかもしれない


私のありようを変える事は困難極まりないが、そうしているうちにもどこかで誰かが見たこともないような装置を作り上げては新しい概念が生まれいつの間にか異世界に来たように風景が変わっている事に私は気づけているだろうか


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