4-?? 《!自称俯瞰者のメモ帳-用語!》
「四口目」の時点で判明した情報についての記録。今まで読んでいてわかりづらい所のあった読者の為、作者本人の確認の為にまとめられたもの。
必要無ければ、読み飛ばし可。補足の説明がある場合もある。
この項では特に、「四口目」で判明した事実を中心として記録する。
#用語
《蜜》
「思い通りにする」力。本作で描かれる“ゲーム”ではマアリ側の“戦士”と地球人の“代表者”が普通の地球人では決して行えないであろう戦闘を繰り広げるが、それはこの“蜜”の力があってこそである。
“蜜”を使った戦闘では、マアリから「どれだけ力を借りられるのか」が重要であり、それは精神、心、気合、感情……等と表現される、生命に宿っているの不定形な「何か」によって左右される。
・「無限」の力
マアリが語るには、精神、心、気合、感情……等と表現される、生命に宿っているの不定形な「何か」には限界が無く、それに左右される“蜜”の力もまた限界が無い。
本当に「無限」なのかどうかはともかく、「無限である」と信じる事は“蜜”の力をそれこそ「無限」の力のように扱うために重要な事柄らしく、そのことをマアリから知った栄田利里と、その力と実際に対峙した春野花子はまさに「無限」の力を扱っているかのような戦いを見せた。
《ゲーム》
マアリ率いる『キブカ惑星調査隊マアリ班』より地球人全体に提案されたもの。
マアリ達は地球人を一人残らず絶滅させるつもりだが、この“ゲーム”をクリアした地球人が現れれば、それを取りやめる、と宣言している。
内容としては彼女達マアリ班の戦士達と地球人の代表者が決闘を行うこと。
戦士達はZ~Aのランク付けがされている26人。最低ランクのZから最高ランクのAの戦士まで勝ち抜けば地球人側の勝利。
……という話だったが、四口目より栄田利里により「続行する価値なし」とされ、中止を宣言される。
なので、「四口目」で行われた春野花子と栄田利里の“ゲーム”のCランク戦の名目で行われた決戦は完全に特例。
栄田利里が「春野花子の“ゲーム”を正当な形で終わらせたい」という個人的な理由からのものである。
そして、この決戦が地球で行われた最後の“ゲーム”となった。




