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3-? 《!自称俯瞰者のメモ帳-人物!》

 「三口目」の時点で判明した情報についての記録。今まで読んでいてわかりづらい所のあった読者の為、作者本人の確認の為にまとめられたもの。

 必要無ければ、読み飛ばし可。補足の説明がある場合もある。

 この項では特に、「三口目」で判明した事実を中心として記録する。

#人物



《春野花子》


・概要

 33才無職独身無乳女。「絶妙に微妙」な本作主人公。

 栄田利里のスカウトにより“ゲーム”に参加。遂に地球人代表者の中で、最高の成績を収めたオオガミレンと同じCランクまで勝ち進んだ。

 栄田利里曰く、「三口目」終了時点で“蜜”の力を2割と少し程マアリから借りれるようになっており、既に“ゲーム”Aランクの戦いを突破できる程になっている。


・「ふりだしに戻る」

 「―――結果として生まれたのは戦闘狂以下の33才無職独身無乳んでもってドクズ女であった」

 「ベルトコンベアで運ばれてきたモノを叩き壊すだけの簡単なお仕事です」

 「全く、クソッタレだ。精々命があることしか良い事が無い!生きているだけで人生丸儲け?バーカ、生きているだけで満足出来るワケねぇだろ!」

 ―――春野花子は強くなり過ぎた。ランクの上昇により上がる難易度に対し、彼女の成長速度はソレを凌駕していた。それを自覚した頃から、“ゲーム”のスリルを感じられなくなり、結局“ゲーム”が始まる前の閉塞した日常を過ごすのと大して変わらない、と考えてしまっている。

 閉塞した日常から一度は脱却した、と思えてしまったからこそ、またもこのような考えに囚われてしまったことを深く嘆いている。


 「……んで、アタシはいつまで、要するに『変化が無くて退屈してて、だから絶望しててぶっちゃけ死にたいです』などとベタな悩みを何やら重大な事の様に考え続けるのだろうか」

 ……馬鹿馬鹿しくも、人生において無視できない感情である。


・異常行為:高校時代

 3-1 《?黒枠?》で語られる通り、彼女に対し、「普通」と判断するのは難しい。「超えてはいけない一線」何の感慨も無くあっさりと超えてしまう。普段や“ゲーム”開始前の閉塞した生活は、「それを超える必要が無い」と彼女が無意識に考えてしまっているからこその平穏さであり、一歩踏み外すと異常な行動をし始める「危うさ」を本質的に持っている。

 "ゲーム”開始前からは想像もつかないような、“ゲーム”での快進撃には、彼女のこの「危うさ」が強く関係していると思われる。追いつめられると、自分の全てを捨ててでも障害を排除しようとする。なおかつ、それを簡単に決心して実行してしまう。

 それが、ただの33才無職独身無乳、「絶妙に微妙」等と思われていた春野花子が主人公足りえる異常性である。



《栄田利里》


・概要

 4年前に、栄田利里は自動車事故で死亡したが、マアリの“蜜”の力によって新たな生を得る。「蜂人間」と言えるような外見を持つようになり、「リリィ」という生前からのニックネームを主に名乗るようになる。春野花子が“ゲーム”にスリル、生き甲斐を感じなくなってきたことを悟り、それを嘆いていたが……


・春野花子との関係性

 3-1 《?黒枠?》で語られたトラブルを通じ、彼女に畏敬の念を抱くようになる。

 「きっとこれは崇拝だ。春野花子は栄田利里にとっての怪物で、すなわち神だった。だけど面と向かって神様扱いしたりすればきっと花ちゃんはアタシから離れていく。神と信者である前に友達同士だから。少なくとも、そういうことになっている」

 「その感情は心に秘めながら、花ちゃんと大学は同じ所に行き、就職が決まらなかった彼女にアタシの家が経営する喫茶店の手伝いに来てもらうことにして……学校という場が無くなってからも一緒に居ようとするなんて今考えても笑える。挙句に自分が死んだ後も絡みに行くなんてどれだけ心酔しているのだ。完全に狂信者だ」

 その考えは、自らが異常な「蜂人間」になっても変わらなかったようだ。

 しかし、それでも彼女は春野花子と対立することになる。


・対立

 「―――マアリ、あなたがせめてこれ以上、壊れてしまわないように」

 ……マアリの思いを知った栄田利里は、“ゲーム”を終わらせることを決める。

 その具体的な方法は「三口目」では完全に明かされていないが、その中には、“ゲーム”に参加している春野花子との対立が含まれる、と考えているようだ。

 Cランクの“戦士”として春野花子の前に立ち、殺害することをマアリに宣言している。



《マアリ》


・概要

 威風堂々と光沢を放つ黄色と黒の縞々模様の全身タイツでその美貌を台無しにしている、“ゲーム”を地球人に仕掛けた「キブカ惑星調査隊マアリ班」の長。栄田利里が提案していた“ゲーム”を認めていたが、「三口目」から態度を急変させる。


・戦闘能力

 「アタシはね、心に、精神に、感情に、気合に、……まぁそんな風に表現される、生命の持つ『それっぽいもの』に限りなんて、果てなんて無いと考えているんだよ。それに作用したアタシの力、“蜜”の力もまた、その限りも果ても無い」とはマアリ自身の談。綱木野賢人との戦いの時にその力を七割「借りられて」しまい、ついに敗北したと思われていたが―――それは周囲の者達の勘違いでしか無かった。

 彼女は自分の力が「無限」であると深く理解している。「無限」に対しその内の何割、何パーセントと表現するのは本来お門違いな事である。

 

・“ゲーム”およびに地球人に対する姿勢

 「かつては本気で期待していた。今は本気で失望している。本気で地球人を憎んだ。そして、リリィ。キミの案で行われたこの一連の戦いで、地球人にあたしの予想を超える価値を見出して、滅ぼそうなんて思えなくなれば良いって……あたしは本気で思っていたよ」

 しかし彼女はソレを見い出せ無かった。

 「騙し合ってるトコ見下し合ってるトコ争い合ってるトコ殺し合ってるとこ……はは、具体性が無くてゴメンね。まぁそれはあたしが10年も地球人のクソッタレなトコを見続けたからだろうね。……それにはアタシの力みたいに果てが無くてね。正直、ちゃんと考えようとしたらあまりのクソッタレっぷりに怒りで殺意で頭が一杯になっちゃうんだ」

 という彼女の話通り、地球人を10年観察した結果、彼等に失望し、疲れ果ててしまっていた。

 

 それ故に“ゲーム”がクリアされ、絶滅を回避するという未来が明確になると、その地球人に抱く感情を抑えきれない事を実感してしまい、“ゲーム”の取り止めをリリィに提案することになってしまった……


 「沢山、無限にあることなら、一々気にかけなくてもいいのかな。どうでもいいのかな。どうでもよくないなんて考えるのは駄目かな」

 「『それができれば苦労はしない』とか言って……それでもやれよ、なんて思うのは考え無しの理想かな。理想を追い求めることの何が悪いのかな。理想を追わない妥協案で人を傷つけるのは悪いことじゃないのかな―――」

 疲れ切った彼女には、他の道は見えない。



《リザ・ジェーン》


・外見上の特徴

 「天使」を彷彿とさせる風貌。輝く白い羽を背中から生やしている。

 ただし、普通の地球人から見れば肌の色が明るい水色なのがミスマッチに思えるだろう。


・概要

 “ゲーム”の“真価の闘技場”を扱わない、街中でその戦闘を大々的に公開する“形式B”の提案者。

 栄田利里と同じく、死亡していたところをマアリの“蜜”の力により再び生を得る。

 普通の地球人の頃はある国の孤児院の院長であった。知る者からは「聖女」とすら呼ばれていた程の人物である。

 地球人の絶滅に反対していたが、綱木野賢人の暴挙にその価値を見出せなくなってしまった。



《綱木野賢人》


・読み:ツナギノケント

・年齢:24


・外見上の特徴

 中性的で、「美しい」と表現できる容姿の男。顔は少しだけやつれている。

 ほとんど常に口元に薄ら笑いを浮かべているので、ただの善人、という印象は抱けないだろう。


・女性へのコンプレックス

 交際をしている「フリ」をしていた女性に酷く騙され、女性不信に陥る。

 「何が何だか訳のわからない手腕で僕や僕の家族から全ての財産を搾り取ってしまいました。そのせいで両親は首を吊って、兄さんは体をバラバラにされて売り飛ばされ、僕も家族の後を追いそうになりましたよ。怖―い黒服のナイスガイ達から逃げ回るみじめな日々でした」と彼は語る。

 彼が恋人のつもりで接していた女性は、その相手の命までも絞りつくして利益を得るようなある種の怪物的な人物であった。

 “蜜”の力を手に入れ、その女性への報復に成功した今も、彼はそのコンプレックスを拭い去ることが出来ていないようで、目についた女性を裸にしてリード付きの首輪をつけて連れて回る、という常軌を逸した行動を行っていた。


・戦闘能力

 春野花子以前は最強の地球人代表と言われていたオオガミレンを倒したCランクの“戦士”ムサロウを完全に圧倒。その後マアリに強襲されるも、マアリから七割の力を借りることに成功し、退けた……ように見えたが、「今から、少しだけ……戦う気分、ってヤツになってあげよう。キミを叩き潰すために……ね!」とマアリの談通り、「その気」になったマアリに敗北した。

 しかし、マアリとの戦いで彼がその当時の地球人の代表者の誰もが到達していないレベルに至り、それ以上、つまり「無限」を目指すために急激な成長を遂げていたのは間違いない。

 武器もそれ以前の巨大で、歪んだ血まみれの腕から、黄金に輝く腕へと、その精神を象徴するように変化した。

 マアリから与えられた絶望的な試練に対し、「まさに、これを求めていたのかも知れないな、僕は!無限、ときたか……いいだろう。戦ってやる、それに至るまで!賭けてやる、そう全てを!信じてやる……僕にもお前のような!無限があるって事を!お前のような相手を前に、今までのようなクソッタレなままでいられるか……!!」と語っており、その精神はそれ以前のものと違う光輝いているようなものになっていたことだろう。


 しかし、それでもマアリに価値を見出されることは無かった。



《カーロス》 《赤ん坊の戦士》


・この人達の説明絶対いらんよね。

 一応カーロスはSランク、赤ん坊の戦士はJランクの戦士。マアリに蘇生させられてはいるが、もう二度と出てこないはず。むしろ出てきたらビックリだよ作者にすら悟られない伏線とかスゲーなオイ。

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