ゴウキ外伝~逃げる~
小さな村でうまれ、悪知恵を働かし、チンピラとして強者に従えていたコーコは、その恐るべき野心でついに世界のトップへと上り詰めつめた。
二代目魔神コーコ。先代魔神とは違い、世界の魔人たちを奴隷のようにこき使い、神の宮殿でふんぞり返っていた。いまだコーコに忠誠を誓わない魔人たちを探しだし、打ち倒し配下にする、といった情勢がずっと続いていた。
ときは経ち、コーコのもとへ巨大な軍隊を保有する幹部の1人がやってきた。
「ま、魔神様!!!8560地区周辺を襲っていた所、、、と、とんでもない強さの魔人を前に全軍やられてしまいました、、、!!」
「ああ~?コーコ部隊1~2の実力を誇るをお前の軍隊が全滅っち?な~にを寝ぼけた冗談言ってるちっちか!!」
「じょ、冗談なんかではございません!魔神様以外誰も太刀打ちできないほどの強さを持っています!!」
「なんであたし自ら行かんにゃならんちっちかめんどくせぇ。」
「しかしこのままでは制圧してきた国全てが滅ぼされてしまうでしょう!!それだけ恐ろしい強さを持ってます!!」
「くぅ~!!うっさいよお前!仕方ない。どら、久しぶり魔神様直々に天誅下してやろかいねぇ」
8560地区を目指し宮殿を後にした魔神コーコ。ほどなくその場にたどり着いた魔神コーコは異様な光景を目の当たりにする。
「なんや?このドでかい爆弾が降り注いだような荒れ地は、、、?」
元あった都市の影や形もない、見るも無惨な荒野が広がっていた。その土地を破壊した魔人の力量が伺える。コーコは、自身の持つ技である邪気を放つ者を察知するアンテナのような音波をあたりに広げ様子を探りだした。
「!!~あぁ~!?」
巨大な力を持つ者を察知した。その力を感じる方へ恐る恐る近づいていくコーコ。
「、、、あ、、あ、、、、あ、、、」
究極生物、後に名をマッダだと知る魔人を目の当たりにした現世界最強魔神コーコ。対面はしていない。一目見たその生物を前に、コーコはあらゆる死の場面を予測した。
いちもくさんにその場を逃げ出したコーコ!!
「い、、、い、、命が大事っちっち!!!!」
その後、誰にも会う事もなく、忽然と姿を消した二代目魔神は、マッダに打ち倒されたとゆう噂だけが世界に流れ、自動的に三代目にして最強の魔神マッダがこうして誕生したのだった。
「世界はいづれまた返してもらうっちっちよ!!!」
コーコの野心は消えることはなかった。自分の力の全てを子に残し、次元の壁を超え、別の世界へとやってきたのだ。そうして産まれた最強の子ゴウキ、世界を再び手中におさめようとなにかを目論むコーコ。親と子による闘いはこれから始まる。
完




