⑲そうです、わたしがマキゼンです。
水によって造り出された龍たち。
マキゼンを海に引きずり込もうと隙をうかがう。
「とっ!」海の上に立つマキゼン。
「人間業じゃないな。」
「だいぶ攻撃を受けてしまった。わたしも反撃をしようと思うが、よいかな?」
マキゼンが構える。
「見せてよ。過去最強の実力。」
「100万分身!!」
「なっ……!??」
分身した100万人のマキゼンが海上を埋め尽くす。
「なんて数!!!分身なんて本物は1人でしょ!!!」
100万人が声を揃えて、
「その通り。本物は1人だ。間違いない。100万人のどのマキゼンが本マキゼンか、分かるかな?」
全員がミカに向かって飛びかかってきた。
「く!!」
龍を元の海に戻して水中に逃げ込んだミカ。後を追い100万人が水中に飛び込む!!
「ふん。水中じゃただの亀だね。ノロマな多勢はわたしには意味ない!」
海中全体を大渦に変えたミカ。マキゼンたちは渦の中心に呑み込まれていく。
一瞬にして100万人を蹴散らした。
「闘気が…!!もしかして!!」
海上から巨大に膨れ上がった闘気を感じる。
本マキゼンは1人、海上に残ったままだった。
「マキパンチ!!!」
力を一点に集中させ海面に正拳突きをかます。
「くあああ!!!!」
海が破裂した!!凄まじい圧と破壊力によって海ごと殴られたミカは海底に叩きつけられた。
「はっはっは。久しぶりに出したなーマキパンチ。多少腕が鈍ってるやもしれん。どれ、こっちの方はどうかな?」
両手に強烈なオーラの塊を生み出す。ダバシの得意とするオーラを凝縮して放つ技法。
起き上がったミカは、海上から感じる凄まじいオーラの気力に気づいた。
「まともにくらったらヤバいやつ投げてくるみたいだね!!」
ミカが構える。
バレーボール程の大きにパンパンに凝縮されたオーラの塊。
「マキクラッシュ!!!」
海に投げつけた!
「はああああ…!!!!」
海水を自在に操りトランポリンのような伸縮性のある圧力へと変化させる!!
水に強烈に食い込むマキクラッシュを海底ギリギリまでネジ込み倍近い速度でマキゼンに跳ね返した!!
「おっ!!」
マキゼンにマキクラッシュが襲いかかる。
「わんとぅーわんとぅーアタック!!!」
平手打ちで更に跳ね返した!!再びミカに猛進するマキクラッシュをまたもや弾き返す!!
「ラリーの応酬か!はっはっは。ではこれでどうかな!?」
またまた叩き落とし海にぶちこんだ後、もう一球マキクラッシュを生み出し海に叩き込んだ!
「に、2発目!?くっ!器用なオッサンだな!!」
水圧を変化させ、絶妙なコントロールで2発同時に跳ね返す!!
「そ、そんな…!!」
何十球とゆうマキクラッシュの散弾がミカに降りかかってきた。
海を弾きとばし、大地を崩壊させる凄まじい大爆発を引き起こす。
「はっはっは。うまれたときから海に出て、他の生徒と比べ物にならない程の経験値を得てるようだが、残念。実戦の量ならわたしが上だ。百戦錬磨キゼン先生なのだ。はっはっは。」
怒涛の力を見せつける最強の先生マキゼン。
ミカはやられてしまったのか?




