⑫ 学園に異変がやってきた!
コユキ、マキゼンより先に自宅を出て学園へと戻るゴウキ。事実を知ったゴウキは歓喜にうち震えていた。
「生まれて初めてあのババァが役に立ったなぁぁぁぁ。俺様に魔神の血が流れてやがるとはなぁぁぁぁ。はっはぁぁ、そいつを利用して生物上最強の強さにたどり着いてやるわぁぁぁ、はっはぁぁぁ!」
ゴウキのあとを追うように学園へ向かうコユキ、マキゼン。
「コユキお嬢。この事実を知ったときから引っ掛かっていたのですが、元二代目魔神コーコ、奴がこの世界にやってきたのには何らかの意図があると思うのですが。」
「ええ。認めたくはありませんが、コーコは悪知恵だけを取れば私と同等の知を持つ人物です。おいそれと逃げてきただけとは思っていません。しかし、ゴウキに自身の力全てを預け、微塵も力を残していない事が確認できました。聖戦には関わらないと判断しました。」
「そうですな。一応私が目は光らして置きましょう。」
学園へ戻った二人は何やら学園に異変が起きている事を察知した。
「おかしいですな。校舎に生徒の気配が感じられない。校庭の遥か奥に強者の闘気が集まってますな。」
「確認してきて下さい。私は理事長室へ戻りママにコーコとゴウキの事を、次元を越えた光通信~ゴッドテレパシー~で報告する事にします。」
「分かりました。」
100㍍をコンマ1秒で駆け抜ける足を持つマキゼンが、校庭の方へと走り出した。
そこには、エリカやガクト、二等級、三等級の生徒たちが数十人集まっていた。
「何事だ??」
エリカが小さな女の子と対峙している!小さな女の子がエリカに頭突きを浴びせ吹き飛ばす!!この子は何者!?




