⑧マキゼンはなんだかんだで凄い人
マキゼンに課せられた特殊な鉄球による投球を夜通し繰り返していたガクト。そのガクトに異変が起きた。
「どうしたガクト?主人公としてはキャラが薄いが、なにかオモシロイ出来事でもあったのか?」
「あんたは顔が濃いけどな。そんなことどうでもいい。見てろよ。」
鉄球を手にしたガクト。
「うぉらぁぁぉぁ!!!!!!!」
「!!!」
もの凄い速さのカーブで玉は遥か彼方に飛んでいった。速度計は500キロを計測した。
「なにぃ。わずか1日で……しかも定めた速度を200キロも上回るとは。」
「スローボールも投げれるぜ。コントロールできるかんな。」
「血が、魔王としての才能が開花したようだな!!はっはっはっ。だが生意気!!」
ポケットから鉄球をとりだしたマキゼンは、そのままおもいっきりぶん投げた。
「!!げっ、、このオッサン……!!」
速度計は1500キロを計測した。なにを意地をはってんだが。
「だが、早くも二段階目をクリアするとわ。他のみんなを大きくリードしたな。ちなみに数式にあてはめた基本値がミカを上回ったようだ。お前の成長の速さは末恐ろしいもんがある。」
「はは。次の修行だ。なにすりゃいい?」
「力が分かるようになり、力をコントロールすることができるようになれば、あとは自分の腕を鍛えるのみだ。そうだな。アドバイスをしよう。学園祭のとき見せた、魔眼極みとゆう技、それを発揮して私に殴りかかってみせろ。」
「あ?………分かったよ。ぶっ殺す勢いで行くぞ。」
額に目を浮かびあがらせる。
魔眼開眼。魔眼が真っ赤に染まっていき、ガクトの闘気が膨張していく。膨れ上がったガクトの闘気により、あたり一帯に台風が発生したような強風が吹き荒れる。
「はぁぁぁぁ!!!魔眼極!!!!」
「!!!」
凄まじいスピードでマキゼンの元へ飛び掛かったガクト。
「うんむ!!!!!!!」
「ぐぐ!!!!!!!!!!!」
全てをぶち壊すようなガクトの鋭いパンチを受け止めたマキゼン。
「ふむふむ。なるほど。」
「何がなるほどだ!!」
極を解除したガクト。
「瞬間的な数値は5520垓5200京355兆ほどまで膨れ上がったぞ。」
「お、お前、あんな一瞬のパンチの闘気を読みとったのか!?相当神経集中させねーと読み取れねぇのに!!しかも、受け止めながら、、、。」
「はっはっはっ。それも修行あるのみだ。そんなことより、基本値からすると相当な+α値だ。さすがは才能型だけはある。しかし、既に欠点が浮き彫りになっている。」
「なに?」
「その力を増幅させる技は、体力を著しく消耗させてしまう。現に今のキミの基本値はアポロ同等まで減少させてしまっている。」
「く。仕方ねぇだろ。限界突破させて150%の力出すとっておきの技だからな。長くは持たねぇよ。」
「技の性能としては悪くはない。しかしそんな短時間のドーピングのようなもので倍の力も出せんようなら話にならんと言ってるだけだ。マッダがお前の3倍強ければその時点で勝ち目はないとゆうことになるからな。」
「まあ、確かに」
「アドバイスは以上だ。その目はまだまだ鍛える余地がありそうだな。これから繰上試験までの間は自分の実力をより明確な意図をもって上げていくことだ。がんばりなさい。」
「よし!やってやるよ。」
修行はなんやかんやで大きく前進した。繰上試験までに更に最強を目指す!!




