①闘いが始まる!
晴れ渡った穏やかな朝。
学園の始業のベルがなる。
四~二等級クラスでは、今日もいつも通り
最強の戦士を目指すべく
訓練にとりかかる生徒の姿があった。
「あのまま戦い見れなくなったけど
優勝ってゆーか最強は、
番長ゴウキだったみたいだぜ。」
「聞いた聞いた。
学園長兼理事のコユキよっか強いのかぁ~。
とんでもないのがいるんだなぁ~。
おれたちも早いとこ強くなって、超等級までたどり着かないとな!」
ゴウキが学園祭の優勝をおさめたことのみが、
他の生徒には知らされていた。
夢と希望で溢れる生徒たちに、
残酷な未来を告げるのは酷だと、
コユキやマキゼンが配慮したのだ。
一等級クラスにも、
嵐を含め全員が集まっていた。
「えー、それでは授業を開始する。」
担任マキゼンが始業のベルに合わせ教室へと入ってきた。
マキゼンが入ってきたそうそう、
副学園長のエリカが、
「おい先生。
どうやらあんた、
前から知ってたみたいだな。
そんな別の世界があることも。
その最強の魔人だかがいて、
コユキがそのためにこの学園を作ったってこともよ。」
「………………」
「その質問にはわたしがお答えするわ。」
「!!」
コユキが教室に入ってきた。
「マキゼン先生に直接私が話したわけではないわ。
共に神の命をうけ、
共に学園を創立した1人よ。」
「コユキお嬢は昔のわたしの教え子だ。」
「教え子と教師!?
そんな間柄だったのか。
知らなかった。」
「!!」
急に天候が悪化し、
大気が不安定になる。
禍々しいオーラを放ちながら、
ゴウキが一等級の教室へと入ってきた。
超等級のクラスにいても一人ぼっちで寂しかったのか、
わざわざみんなが集まる中に。
「神だ神だうるせぇなぁぁぁ。
コユキィィ。
その神様っちゅーのは、
なんなんだぁぁ?」
「そうだねー。
わたしも思ってたけど、
神の命をうけてって言うけど、
実在する神様に会ってるってこと?」
ミカも疑問をなげかける。
「言ってなかったかしら。
わたしのママよ。」
「あ~~~!??お前の母ちゃんが神様だ!??」
一同驚く。
するとマキゼンが、
「こらガクト。その無礼な態度許さんぞ。
コユキお嬢の母、二代目神エツコ様は、
全てをうみだした神を、
力で、知で、才で!
全てを上回り引導を引き渡し、
二代目へと就任された
まさにこの世界最強のおひとなんだ。」
「ああ?
世界最強だぁぁぁ?
ならなぜその魔人とやらと闘わねえ?
その魔人の存在が分かっていて勝負を避けてんなら、
最強じゃねぇよなぁぁぁ?あああ?」
「ゴウキ。
これだけは分かってほしいわ。
その最強の魔人の名はマッダ。
二代目魔神が逃げだし、
インの魔人たちから自動的に三代目魔神と崇められているマッダは、
まさに神の名を持つにふさわしい最強の生き物‥‥。
神と神との衝突は、
それだけで世界が滅ぶほどの闘いになる。
それだけは避けなくてはならない!
ママは生けるものを創造できる唯一無二の神。
決して死ぬわけにはいかない。
世界を守るディフェンダーとして、
ママに世界を抱擁してもらい、
そしてわたしたち神の戦士GOD6が!
オフェンダーとして魔神マッダを叩く。
それが理想。」
「……………俺様は単細胞なバカじゃねぇぇ。
お前の言うこと全部を信じて、
言いなりになるつもりはねぇぇ。
だがよ?」
「?」
「そのマッダをぶっ殺せば済む話だよなぁぁぁ?
答えは単純だろぉぉ?
そしたらその後は、
もう一回学園祭やって、
コユキぃぃぃ、
お前をぶちのめして終わりだぁぁぁ。
今度こそ逃げずに俺様と闘えぇぇ。
分かったなぁぁぁ?」
「そうね。
そのときは共に闘った仲間として、
ライバルとして決着を着けましょう。
約束するわ。」
「俺様の言いたいことはそれだけだぁぁぁ
じゃあなぁぁ愚民どもぉぉぉ。
次に会うときまでせいぜい、
俺様の足を引っ張らねぇよぉぉぉ
マシになって面出せやぁぁぁ。」
そうゆうとゴウキは、
喧嘩部の部室へと向かって出ていった。
「マキゼン先生。
それでは私は失礼しますわ。
これからのことをお任せします。
ごきげんうるわしゅう。」
コユキもゴウキについで教室を後にした。
「えーーーーー、
では!
とりあえず君たち四人!
半年後の繰上試験に向け腕を磨き、
コユキお嬢、ゴウキに並ぶ、
超等級クラスを目指してもらう!!」
「!!超等級、、、試験官としてアンタと戦うのか?」
「もちろん。
私が全力でお相手するぞ。
はっはっは。
言っとくが私は強いぞ。」
超等級クラスを目指して、
半年後の繰上試験のため、
過酷な授業が始まる。




