神との戦い
今回初めてまともな戦闘描写を入れたけど、やっぱり低クオリティ…orz
みなさん、こんにちは。
鈴風春花です。
私は今、闘技場のような場所にいます。
ここにいるのは私と素戔嗚だけです。
この闘技場(？)の外側にはガラス越しに観客席があって、私がいる側に永琳と月読と数名の神、素戔嗚の側に残りの神がいます。
なぜこうなったのかわからない人は前話の「春花、神に喧嘩を売る」を見てね。
月読「それでは、ただいまより春花と素戔嗚の決闘を始めます。ルールは不殺傷。相手を殺害した場合状況によって罰が与えられます。両方とも、いいですね？」
春花「大丈夫だよ」
素戔嗚「この程度の人間、殺す気でなくとも十分すぎる」
そういうと、素戔嗚はこちらを睨みながら、
素戔嗚「小娘、準備はいいか？」
春花「いつでもいいよ」
月読「それでは……始め！」
素戔嗚「ふん。俺に喧嘩を売ったことを後悔させてやる！」
そういった途端、素戔嗚の姿が消えた。
春花「っ！」
素戔嗚「こちらだ！」
その声と共に背後から刃が迫る。
その刃を先程と同じく空中から出した刀で迎撃する。
素戔嗚「小娘、少しはやるようだな。」
春花「私は小娘じゃない。鈴風春花って言う名前がある。」
そう言いながら、私は能力を使用した。
素戔嗚の背後に転移した私は刀を振り下ろす。
その刀の跡をなぞるように炎が迸る。
春花「白刀、鬼炎！」
その攻撃を素戔嗚は間一髪回避する。
素戔嗚「なんだ！その刀は！」
春花「これは白刀「無限」。あらゆる力を具現化する刀」
この刀は永琳と出会ってから作ったものだ。
魔力のベースに霊力と妖力を纏わせ、それを刀の形に整えた後、能力で常識もろとも切り離すことによってできた刀だ。
だからこの刀は折れることも朽ちることもなく、また、切れないものはない。
さらにこの刀は自分のイメージをしながら魔力を籠めると、そのイメージを持つ属性になる。
例えば炎をイメージしながら使えば先ほどのように炎が迸り、雷をイメージすれば電気を纏う。
だからこの刀の可能性は「無限」大だ。
春花「さぁ、戦いを続けましょう」
そういうと私はもう一度素戔嗚の背後に転移し、今度のイメージは氷。
春花「白刀、雪月花！」
それを素戔嗚は刀で受けるが、もちろんその刀はそのまま斬り飛ばされる。
刀を斬り飛ばすことにより速度は下がったが、それでも相手を斬るには十分。
素戔嗚「っ！」
その斬撃を素戔嗚はバックステップでかわす。
春花「へぇ。今のを避けるんだ。中々やるね」
素戔嗚「っ！人間風情が、舐めるなぁあ！」
そう叫びながらの素戔嗚の突進を、私は霊力の弾幕で迎撃する。
素戔嗚「ぐはっ！」
春花「これで、終わり！」
弾幕を浴びて吹き飛んだ素戔嗚の背後に転移しその首へ白刀を突きつける
春花「どう？私の勝ちだよ」
素戔嗚「くっ！」
そういうと素戔嗚は崩れ落ちた。
私はその様子を眺めた後闘技場から出て行った。
～side素戔嗚～
何故だ！
何故あのような人間にこの俺が負けなければならない！
……覚えてろよ。人間風情が！
ちなみに、白刀「無限」の設定はこの小説を書く前からありました。
イメージとしてはモンハンの氷刀「雪月花」です。
3Gの頃はよく使ってた。
