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襲撃の結果



投稿!



ガサゴソ


「あれ?」


春花は、空間の裂け目を探っていた。


春花の「あらゆるものを切り離す程度の能力」により、空間を軽く切り離すことによってできるこの空間は、春花の以外には開けないため、春花の私物入れと化していた。


ちなみに、このときに空間を全力で切り離すと、他の世界に行けるわけだが、春花にはその時の記憶は無かった。


「……おかしいな」


春花が探していたのは、愛刀の白刀である。


黒刀を手に入れた春花は、白刀と合わせた新たな戦い方を模索しようとしていたのだが……。


「前に使った時、すぐに此処に入れたんだけどなぁ」


ガサゴソ


春花は裂け目を掻き回すが、一向に白刀は出てこない。


「いったい何処に?」


春花が裂け目を閉じたそのとき、


ガサ!


近くの林から一際大きな音が聞こえる。


「っ!?」


春花は腰に提げた黒刀に手を伸ばす。


すると……、


「待ってください!」


現れたのは一人の白狼天狗。


「君は……確か、空の部下の…」


「犬走柳です。…そんなことより、大変です!!澪様が素戔嗚を名乗る男と戦闘に入り、重傷を負いました!!」


「えっ!?素戔嗚!?」


驚く春花の手を引き、柳は帰還を急かす。


「とにかく、今すぐ来てください!!既に襲撃から三日が経っています!」


「わかった。飛ぶよ!」


春花は逆に柳の手を握り、村へと転移する。


「春花さん!」


春花が村に入ると、すかさず空が飛んでくる。


「空、澪の容態は?」


「幸い、命に別状はありません。ただ、骨がかなりの数折られています」


「了解。今すぐ案内して」


「はい!柳、お疲れ様でした。休憩の後、村の周囲の哨戒にあたってください」


「了解しました!」


柳は天狗達の集会所に向かっていった。


「こちらです」


そして、春花達は博麗神社へと向かう。


~博麗神社~


「澪!」


春花が部屋に入ると、澪は全身の至る所に包帯を巻かれていた。


「春花かい……すまないね。しくじったよ」


「ちょっと待ってて、治癒符「パーフェクトヒール」」


春花がスペルカードを使うと、澪の傷がみるみるうちに塞がる。


「……いつ見ても、その技は凄いねぇ」


「傷を体から切り離して、更に傷を負った事実を回避させているからね。………体の調子はどう?」


「もうバッチリだよ」


「よかった……。……ところで、素戔嗚が出たって本当?」


「ああ、間違いないよ」


そして、澪はあのときのことを詳細に語った。


「素戔嗚が人に乗り移った……。それで、幽香は大丈夫なの?」


「幽香はすぐに意識が戻ったみたいで、今はもう自宅に居るみたいだよ」


「そっか……」


そのとき、天狗が部屋に入ってきた。


「空様!先程、南の哨戒天狗から報告が!澪様から伝えられた素戔嗚の特徴に当てはまる者が現れた模様です!」


報告を聞いた空が立ち上がろうとすると、それを春花が片手で制する。


「…空、悪いけど、私一人で向かわせてもらうよ」


「春花さん……」


「大丈夫、ちゃんと乗り移られた人は助けるから」


そして、春花は素戔嗚が居るとされる場所へ転移した。





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