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対決!?フラワーマスター!下




誰か、俺にやる気と感想を!


「ここが噂の花畑……」


山の近くにあるって聞いたから、どんなところかと思ったら、まさか丘の上に花畑があるなんてね。


「なんて言うか……凄く、綺麗です」


思わず霊果ちゃんも見とれているようだ。


「本当に綺麗だね」


私達がしばらく花を眺めていると、


「あら、こんなところに人が来るなんて珍しいわね」


そういいながら出てきたのは、一人の少女。


緑の髪をもち、チェックのスカートを履いているのが印象的だ。


その顔立ちも花のような可憐さをもっていた。


そんな少女が花畑の中に立っているのはさぞかし絵になることだろう。


その手に持っているのが妖力がこめられた日傘でなければ。


「あなたが最近村の噂になっている妖怪?」


「そういうあなたも噂の神のようね」


「……霊果ちゃん下がってて、こいつは霊果ちゃんじゃかなわない」


「こいつとは言ってくれるわね。私の名前は風見幽香よ。ところで、あなたは何をしに此処へ来たの?」


「別に、村の人からここの調査を頼まれただけ」


「あら、そうなの。ところで、あなたちょっと私と戦ってくれない?」


「………いや、何でそうなるの」


………こいつ、絶対戦闘狂だ。


「あなたがとても強いと聞いたから、少し興味が湧いてきたのよ」


「そんな理由で戦いを挑まれても困るんだけど」


私が拒否すると、幽香は霊果ちゃんに傘を向け、


「なら、そこのあなたはどう?」

と聞いてきた。


「そういうわけにはいかないよ」


そのまま戦われても困るので、二人の間に割り込む。


「なら、あなたが戦ってよ」


「だから、何で私があなたと戦わないといけないの?」


そう言うと幽香はため息を一つ吐き、


「………はあ、わかったわ。これ以上あなたが戦いたくないと言うのなら、私は今から村を襲う」


「なっ!?」


「生憎話し合いに応じる気はないから、私を止めたければ力ずくで止めて見せなさい」


まさか村人を人質にとるなんて……。


「………分かった。その代わり、私が勝ったら条件を幾つか呑んでもらうよ」


「望むところよ」


「じゃあ、場所を変えようか?」


「どうしてかしら?」


「こんな綺麗な場所で戦って、花畑に被害がでるのは嫌だからね」


「…フフッ。あなた、おもしろいことを言うわね。でも、その意見には賛成よ。丹誠こめて育てた花達を枯らしたくはないわ」


「あの花、あなたが育てたんだ」


「えぇ。自慢の花達よ。それじゃあ、場所を変えましょうか」


移動中


「ここなら周りに被害はでないよ」


「これで思う存分戦えるわ」


私達が移動したのは村近辺の森の中でも比較的開けた場所。


よく水花が機械の実験に使っているから、周辺は草木一本生えていない見事な更地になっている。


念のため、周りには能力製の結界を張っておく。


「じゃあ、始めましょうか?」


「いいよ。先手は譲ってあげる」


「あら、ずいぶんな余裕ね」


なら、と幽香は言葉を続ける。


「そのセリフを後悔させてあげる!」


その瞬間、幽香の姿が消え、春花の周りで火花が散る。


端から見たら何が起こったかはわからないだろう。


実際には、高速で移動してきた幽香と春花が数度拳を交えただけだ。


しかし、言葉にすると簡単だが、現実との差は大きい。


今の衝突で衝撃波が飛び交い、大地はひび割れる。


「なかなかやるわね」


「今のだけで相手の実力がわかるなら、あなたも大した妖怪だよ」


「褒めてくれて、ありがとう」


その言葉と共に幽香は再び踏み込む。


「その手はもう通じないよ」


しかし、超高速で放たれた拳は先程とは違い弾くことなく掴まれる。


「あなたは拳をふるう前に腕と同じ足を引く癖があるから、それを見れば攻撃を予測することも容易い」


「私の実力がその程度だと思わないで欲しいわね」


「まあ、私の目なら普通に見れるけどね」


春花は幽香の手を握ったまま足を払う。


右手を捕まれて判断が遅れた幽香はそのまま転倒する。


その際、倒れる動きを利用して無理やり右手を振り払った幽香は後ろに下がる。


「確かにあなたは強い。でも私には敵わないよ」


「……!」


幽香は無言のまま三度春花に突撃する、


………と見せかけ、即座に背後に回り、傘を構える。


「ならそう思ったまま倒れなさい。元祖「マスタースパーク」!」


しかし、


「それも当たらないよ。炎符「マスターフレイム」」


幽香の傘から放たれたレーザーと、春花から放たれたレーザーがぶつかり、拮抗する。


「はあぁぁああ!」


幽香は自身の妖力をつぎ込み、もう一つ技を使用する。


「これで、「ダブルスパーク」!」


その瞬間、幽香の体が二人に分裂し、マスタースパークの数も二本になる。


「でも、私には届かない」


その瞬間、春花の体が消える。


「えっ?」


次に春花が現れたのは幽香の背後。


瞬間幽香の体が吹き飛ぶ。


集中が途切れマスタースパークは消え、幽香の体も一つに戻る。


「……うぅ……」


「私の勝ちだね」


「…………」


春花が幽香に勝利を宣言するが、返事はこない。


「……あれ?おーい、大丈夫?」


「…………………」


「………駄目だ。完全に意識が無い」


「さて、これ、どうしようか?」


春花は周りを見渡す。


そこに広がるのは………、


「ちょっと、やりすぎたかな?」


面積が元の五倍近くに膨れ上がった更地だった。



気の向くままに書いたらこうなった。

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