サードアイ
PV7200突破!
ユニーク1400突破!
みんなありがとう!
これからもよろしく!
「物件はこれで最後だよ」
古明地姉妹が住む建物探しもこれで終わりだ。
「ありがとうございます」
「別にいいよ。困ったときはお互い様だから」
「……あなたはいい人ですね。そこまで心の底から親切にしてくれる人はなかなかいませんよ」
「そうかな?みんな割と親切にしてくれるよ?」
「私達姉妹が前にいた村では、そういう人はいませんでした。親切にしてくれるような人は大抵私達を利用しようとするか、私達自身の身体が目的でしたからね」
そう言うとさとりちゃんは自分の周りを漂う目を指差し、
「私達覚り妖怪は、この目で見た者の心の中を読むことができます。その能力のせいで、今まで沢山の人や妖怪達に忌み嫌われてきましたが」
「……つらい思いをしたんだね」
私がそう言うと、さとりちゃんは少し悲しそうな顔をして、
「そして、そんな人達と関わっていく内に、こいしの目は閉じてしまい、能力も変わりました」
「そんなことが……」
私は道の真ん中でグリコのポーズをしているこいしちゃんを見た。
「………こいしちゃん?なにやってるの?」
「ハッ!無意識でした」
「………さとりちゃん、こういうことって、よくあるの?」
「…はい。こいしの能力の弊害で、たまに無意識の内に動くことがあるんですよ。だから、知らない内にどこかに出かけていることは日常茶飯事です」
「………いろいろと大変だね」
「もう慣れました」
「それで、一つ聞いていい?」
「なんですか?」
「今、その能力を持ってて楽しい?」
「そんなわけは無いですよ。この能力が無ければどんなにいいかと考えたことなんて、もはや数え切れないくらいです。そしたら、こいしが心を閉ざすことも無かったんですから」
「ねぇ、もしも、もしもだよ?その能力の発動を操れる可能性があるとしたら、どうする?」
「……本当ですか!?」
「私の能力を使えば、そんな札を作れるかもしれない」
「……お願い、できますか?」
「作れるかは分からない」
「それでも、作ってもらえますか?」
「……分かった。そこまで言うのなら、私の全力を込めて、なんとしても作ってみせるよ」
「お願いします!」
「任せてよ」
そうと決まれば、早速作り始めますか。
感想がほしい。
できる限りみんなの理想に近付けるように頑張ります!




