そのころの村
今日はちょっとした番外編的なもの。
みんな、おはよう。
鬼山澪だ。
今回はあたしが語らせてもらうぞ。
春花が村へ向かっている間、村ではいろいろなことがあったんだ。
例えば、村に住んでいる新婚の夫婦の間に子供が産まれたり、あたしが武器を持ち始めたりだ。
あたしが使い始めたのは、春花に教えてもらった武器で、名前は……、そうそう、「トンファー」っていう武器だ。
形はL字型で、短い方を持って長い方で相手を殴る武器だ。
あたしの「温度を操る程度の能力」との相性も良くて、これを手に入れてから調子が良い。
水花を拝み倒して作ってもらった甲斐があったってもんだ。
ちなみにあたしはこのトンファーを「双龍」と名付けた。
理由はそれぞれのトンファーに一匹ずつの龍が彫ってあるからだ。
あとは…………、あ、思い出した。
春花が奉られている博麗神社に巫女がついたんだ。
あたしが森を散歩していたら偶然倒れているのを見つけたんで、村につれて帰ったら、孤児だったことがわかって、今は神社で育てている。
名前は、博麗霊果。
空がつけたんだが、なかなか良いセンス持ってるな。
やっぱ神社には巫女がいなくちゃ!っていう水花と空の意見から霊果を巫女にしたんだが、これがすごい子でな。
まだ八歳なんだが、もう弾幕が撃てるようになっていて、春花が考えたスペルカードっていう必殺技を込めた紙も使いこなしててな。
弾幕だけならあたしより上なんだ。
まあ、あたしはどちらかというと弾幕より肉弾戦の方が好きだから良いけどな。
霊果「澪姉様、この箱はどこに運べば良いですか?」
おや?
噂をすればなんとやら、本人のご登場だ。
澪「ああ、それはあっちの物置に………ってよくそんな量を持てるな」
霊果が持っているのは木箱が三つ。
この量は大の大人が持つ量だろう。
とてもじゃないが八歳の人間の女の子が持つ量じゃない。
霊果「霊力を体中に流して筋力と体力を強化しているので大丈夫です」
澪「そうかい。でも、辛くなったら正直に言うんだよ?」
霊果「はい!」
……小さい子は無邪気で可愛いな。
と、そこへ、
水花「澪~。霊果~。ご飯できたよ~」
霊果「は~い」
今は春花がいないから、代わりに水花が料理をしている。
あたしは料理ができないし、空に任せると全員死ねる。
………今度春花に料理を教えてもらわないとな。
水花の声を聞いた霊果が居間へ歩いていく姿を見て、そんなことを考えながらあたしも居間へ向かった。
今日は平和だ。
…………感想が欲しい。
このまま感想数一件ってのは少し区切るには悪い気がする。




