都の美少女
余裕を持って予約投稿。
みなさん、こんにちは。
鈴風春花です。
都に来てから一週間が過ぎ、都での生活にも慣れてきました。
藤原「春花、今から出かけるぞ」
春花「わかりました」
妹紅「お父様、どこへ行くのですか?」
藤原「少し輝夜姫の元へ行ってくるよ」
藤原さんの言葉を聞いた妹紅ちゃんの顔が暗くなる。
妹紅「………またあの女のところですか」
妹紅が小声で喋るが、藤原さんには聞こえなかったようだ。
藤原「そういうわけだ。しばらくしたら戻る」
妹紅「………わかりました」
藤原「春花、行くぞ」
春花「わかりました」
私達は屋敷を出た。
春花「藤原さん、よろしかったのですか?妹紅ちゃん、寂しそうでしたよ」
藤原「だからこそだ」
春花「どういうことですか?」
妹紅ちゃんは藤原さんといるときの方が楽しそうなんだけど………。
藤原「妹紅には母親がいない。いや、戸籍上はいるが、今この場にはいない。だから、私は妹紅に母親を作ってあげたいのだよ。だから私は毎日輝夜姫の元へ行くのだ」
春花「そういうことですか…。その思い、妹紅ちゃんに届くといいですね」
藤原「そう信じているよ」
そんな話を続けていたら、輝夜姫の屋敷についたようだ。
私達はすぐに広間に通され、しばらく待つように伝えられた。
この広間には後四人の貴族らしき人がいた。
?「お待たせしました」
私が少し退屈していると、広間に少女の声が響く。
輝夜「私が輝夜です」
そこにいるのは長くて綺麗な黒髪をもつ美少女。
その美しさに全員が固唾をのむ。
さすがに都一の美少女といわれるだけある。
そんなことを考えていると、いつの間にか話が始まっていたようで、
輝夜「それでは、藤原さんには現在都を騒がせている妖怪の討伐を頼みます」
藤原「わかりました」
輝夜「それでは、今言った難題を解決できた方と結婚します」
全員「わかりました」
輝夜姫の言葉に全員が頷く。
しかし、その瞬間輝夜の顔が暗くなるのを見たのは私だけだった。
―――――夜―――――
私は、さっきの輝夜姫のことが気になってもう一度、こっそり屋敷を訪れていた。
春花「(輝夜姫は……、お、いたいた)」
輝夜姫は一人で月を見上げていた。
輝夜「……もうすぐ満月か……」
春花「満月になったらどうなるの?」
輝夜「月から迎えが来て、月へ帰らなくてはいけなくなるの」
輝夜姫はそうつぶやいた後、
輝夜「………えっ?」
驚いたようにこちらを見る。
春花「こんにちは、輝夜姫」
輝夜「あなたは……!」
春花「あれ?私のことを知ってるの?」
輝夜「あなた……月の守り神でしょう!?何でこんなところに?」
春花「まだ信仰されてたのか……。まぁ、いろいろあってね」
輝夜「永琳があなたのことを知ったら喜ぶでしょうね」
春花「永琳のことも知ってるんだ」
輝夜「私は永琳の弟子よ?まぁ、いろいろあってこの地球に送られたのだけれどね」
春花「で、その満月の日に迎えが来るみたいだけど、あなたは帰りたいの?」
そう聞くと、輝夜は心外そうに
輝夜「そんなことあるわけないわ!あんな退屈な場所に二度と戻るもんですか」
春花「じゃあ迎えが来たらどうするの?」
輝夜「もちろん逃げるわ。その時は永琳も一緒よ」
春花「なら、私も手伝うよ」
そういうと輝夜は少し意外そうな顔をした。
輝夜「永琳に聞いたとおり本当にお人好しね。そのうち誰かに騙されるわよ?」
春花「こう見えても人を見る目には自信があるからね」
輝夜「そう。ちなみに次の満月は明日よ」
春花「それって最初からだれとも結婚する気ないじゃない」
輝夜「まあね」
そういって二人で笑いあった。
春花「じゃあ、私はまた明日、この時間にくるよ。ちなみに、永琳には私のこと秘密にしておいてね」
輝夜「わかったわ。じゃあ、また明日」
そうして私は屋敷へと帰って行った。
サブタイ考えるのがつらい。




