諏訪の神
今日はまた原作キャラがでるよ！
みなさん、こんにちは。
鈴風春花です。
私は今、諏訪湖の前にいます。
道中は、偶に妖怪や盗賊、はたまた人攫いがおそってくるだけで、特に何もありませんでした。
えっ？その人攫い達はどうしたのかって？
たしか……
―――少女回想中―――
…数時間前
みなさん、こんry
私は今、諏訪子の元に向かっている途中です。
人間「おい。そこの女」
おやっ？誰か話しかけてきました。
春花「はい？何でしょうか？」
盗賊「身ぐるみ全部置いてってもらおうか？」
春花「嫌だといったら？」
盗賊「実力行使だ」
そういうと、盗賊は私に飛びかかってきました。
しかし、そんなに強くはないようです。
最近は戦えない人もたくさんいますからね。
この位の腕があれば盗賊は勤まるのでしょう。
盗賊「くっ。何故当たらない！」
春花「いや。それはあなたが弱いからでしょ」
しまった。つい悪口が。
盗賊「貴様！女のくせに偉そうに！」
おやおや、逆ギレ(？)の次は男尊女卑ですか。
つくづく下種な輩ですね。
春花「はあ。めんどくさい」
そう言いながら、相手の刀を奪って押し倒す。
その際に倒れ方に細工をして足首を骨折するように仕向ける。
端から見たら、偶然刀を奪えた女がそのまま相手にぶつかって倒れたように見えたことでしょう。
盗賊「あ、足が！俺の足が！」
あらぬ方向に曲がった足を見て、盗賊が悲鳴を上げています。
……なんていうか、悲鳴って、少しいいですね。
聞いてて気持ちいいです(Ｓな笑み)
盗賊「ひぃ！」
私が笑っていたら、それを見て盗賊が怯え始めました。
なんかその姿を見ていると余計にいじめたくなってきました。
私は笑みを浮かべたまま盗賊に近寄った。
盗賊「ひぃ！」
春花「見たところ手慣れているようね」
春花「ねぇ。今どんな気持ち？いつも通りのはずがただの女に返り討ちにされてしかも両足を折られて、ねぇ今どんな気持ち？」
盗賊「く、来るな！」
春花「自分から襲いかかってきて何を言ってるの？そんな両足を折られて無様に地に這いつくばっている惨めな姿でいったい何を言っているのかなぁ？」
盗賊「す、すまねぇ。この通りだ。持ち物全部渡すから見逃してくれ！」
……ヤバい。泣きながら許しを請う姿を見ていたら、なんか楽しくなってきた。
春花「へぇ～。なんか都合が良すぎない？自分からおそったくせにいざとなったら見逃してくれなんて、いったいどの口が言っているのかなぁ？」
盗賊「……………………」
……おやっ？反応がないと思ったら、どうやら口から泡を吐いて気絶しているようです。
仕方ない、ここは一芝居打ちますか。
春花「治癒符「パーフェクトヒール」」
まずは盗賊の傷を癒してっと、
盗賊「……ここは。」
春花「あっ。気がつきましたか？」
盗賊「っ！ひぃ！い、命だけは助けてくれ！」
春花「えっと、あなたはいったい何を言っているんですか？私は道端に倒れていたあなたを見つけただけですよ？」
盗賊「へっ？じゃあ、あれは夢だったのか？」
春花「まあ、もしかしたらあなたが見た光景は夢じゃないかもしれないですがね」
顔に黒い笑みを貼り付けながらそう言い放つと、
盗賊「っ！た、助けてくれぇー！」
そう叫びながら、盗賊は走っていきました。
いやぁ～。
人を虐めるのって、楽しいですね！(笑顔)
～～～回想終了～～～
そうそう、確かそんな感じでした。
あれは楽しかったです。
またしたいですねぇ～。
？「……た！ねぇ、そこのあんたってば！」
おやっ？回想中に誰かが近くに寄っていたようです。
春花「すみません。少し考え事をしていました」
？「そうかい。なら良かったよ。なんか家の近くでぼぉっと突っ立っていたからさ。少し気になってね」
春花「そうですか。それはご心配をおかけました」
？「別にいいよ。…そうだ！どうせなら今から家に来ない？見たところ旅人みたいだし、泊まっていきなよ」
春花「えっと、いいんですか？こんな見ず知らずの人間を泊めて？」
？「大丈夫だよ。家に住んでいるのは私だけだし」
春花「えっ？あなた一人で？」
よく見ると、身長からみて子供のようだ。
頭には目玉のようなものが２つついた特徴的な帽子を……帽子を…
春花「(えっ！この人って、諏訪子だ！この特徴的な帽子…間違い無い。この人が諏訪子だ)」
春花「じゃあ、お願いします。私は、鈴風春花と言います」
諏訪子「私は洩矢諏訪子だよ」
そう言って、諏訪子は私を自宅へと案内してくれた。
もし口調が違ったら教えてね！
感想、イラスト、誤字脱字の指摘、待ってま～す！
