きっかけ、追記
結局、全然眠れないので何かしら続きを書くことにした。
胃が痛い。
ところで先ほど、四苦八苦しながら小説をネットに初めて投稿した。
何度もクリックして0から変化しないアクセス解析画面を見てしまう。
何回更新しても0アクセス。初投稿タイミングですら0。なんだかとても悲しくなる。
メンタル不安定ゆえに、世界に見捨てられたような沈んだ気持ちになる。
どこかで宣伝しようかと考えてしまう。
ぶっちゃけ、誰かに見られたいわけじゃないと思い直す。
しかし優柔不断にしている間に、エーコが好青年と付き合ってしまうのではないかとの恐怖もある。いや。もしかしたら既に付き合っているかもしれない。あああ。
というか、どうしてあんな男がフリーだったのか腑に落ちない。
実は好青年には別の彼女がいる展開を期待してしまい。
都合の良すぎる妄想だと理解はしている。
大丈夫。身の程はわきまえている。落ち着け俺。論点が逸れ過ぎだ。
結局、サイトは宣伝したら負けだと考えるに至り、放置する方向へ。
いつまで経っても0アクセスなら絶望して小説を閉じるかもしれない。
どうせなら人生を閉じれたらいいのになんて思う。駄目だナイーブになりすぎている。
と、思っていたら、いつの間にかアクセス解析に変化が訪れていた。
十四人も見てくれたらしい。とても嬉しい。二時間遅れで更新だったみたいだ。
俺のもやもやを返せと言いたくなる。
ちなみに今、時間を測ったところ、一時間に一ページがコンスタントな執筆時間。
故に三ページ程度が、一日にアップできる限度だということになる。
面白いネタがあったり、テンション最高潮で筆が進みまくっているなとき等に限ってはこの限りではない。
眠れずに真っ暗な部屋で天井を見つめていると、ふと悪魔のような考えが頭に浮かんだ。
恋愛経験の豊富な読者の方に今後の展開、身の振り方等をアドバイスしてもらえばよくね?
他力本願の局地であるとは理解している。
しかしながら、小学生並みの恋愛観の俺としては、手詰まり感が漂っているのである。
だが、ほんの少しだけ希望はあると思っている。
ただの友達とジムに行っただけという可能性。好青年に彼氏がいる可能性。
エーコの片思いな可能性。おお。意外と思い浮かぶ。
大学の友達とか言っていたが、実は兄弟の可能性すらある。
また胃が痛くなってきた。開き直って胃薬をオーバードーズ。
先ほどアップした文章を見て、あまりにも背景描写が不足していたことに愕然。
夜明けテンションは恐ろしい。
何かしらのコメントを期待して、もう少し詳しく、自分のこととエーコのことについて書きたいと思う。
もちろん意図的に嘘は混ぜてある。
俺とエーコは同い年の新入社員。俺の出身は神戸の西区。いわゆるベッドタウンというところで生まれ育った。大学は関東の大学で、アパートに一人暮らし。理系男子特有の勉学に勤しむ灰色ライフを送っていた。死に物狂いで卒業した後に就職。
顔面偏差値は七十以上確定で彫りは深く外人顔で街を歩くといつも女性が嬌声を上げるような男に生まれたかったと心から思っている。
実のところは、おそらくきっと三十五以下。百人に七人以下の逸材である。
高校の頃、初対面のクラスメイトに「お前ほど不細工な奴は初めて見た」と言われた。 しかしながら、想像は無限大。読者の皆さんは想像しうる限りの最高の美青年を思い浮かべると、いい。それが好青年だ。趣味は車でスポーツカーに乗っているらしい。
なんだその爽やかヤローは。
ちなみに最高の美青年という言葉で俺はKinKi Kidsの堂本光一を思い浮かべた。
高校からはテレビをろくに見ていないので、他の芸能人はよく知らない。久しぶりにテレビをつけると隔世の感を感じる。趣味はない。
エーコの方は大阪に近い兵庫生まれの大和撫子。
髪型は何と呼び表せばいいのかよくわからないが、ゆるふわ系ボブカットと呼べば適当だろう。おしとやかで純真で純朴で嘘の付けない純粋な女の子かと思いきや発言の節々から男勝りな気配の片鱗を感じさせる子だ。
本質的には自己主張が激しいけれど、空気を読むのが上手く、だからいつも一歩後ろを歩いてくれているのだと思っている。個人的には見た目とのギャップがツボだったりする。
見た目は非常に可愛らしい。くりっとした目がキュートでチャーミング。
初対面の時の印象は違ったような気もするが、その頃のことは忘れた。内定式のときなんて半年も前なのだから覚えているはずはない。
しかしそれでも、内定者の中で一番可愛いと思ったことは覚えている。
内定者は分散されて研修なので、今ここにいる同期はエーコだけだ。
以前、草食系か肉食系か聞いた時には、草食系ではないと答えていた。
俺はてっきり自分と同種の絶食系だと思っていた。そうだったらいいなぁと思っていた。
我ながら、アホである。あんな可愛い子がそんなわけない。
いや。それはいい。
エーコは俺のことを好きじゃない。
それは見ていたら分かる。
だからこそ、できることがある。
エーコを俺に惚れさせる。
惚れさせることは惚れられている状態では出来ない。
火がないからこそ、新たな火を起こせるのであるという発想の転換だ。
しかしそれには大きな課題がある。
前回、挙動不審に食事に誘ってしまったせいで、エーコは俺を警戒している。
気持ちは分かる。
と言うか、こんな男がいきなりあんなことを言ったらキモいと思うのは自然の摂理だ。
いきなり家に誘おうとしたのは失敗だった。大学の友だち間(男)では自然だっただけに、自分の一般常識の無さに愕然とする。
まずは一緒に食事をするところから初めて見るべきだろうか。
しかし、俺がアクションを起こせるタイミングは一瞬。
寂しくて寂しくて仕方がない時のみである。
行動を起こさなくてはヤバイと判断すれば、行動する。
それ以外の時は行動出来ないチキンなウサギだ。つまり俺は鳥類らしい。
ちなみに、今現在は行動を起こせるタイミングである。
っていうか、何かしら行動しないと寂しさで死にそうだ。
思わず、「ウサギは寂しいと死んじゃうんだぞ! 色恋沙汰とか度外視でいいから一緒にいてよ!」とか言いそうになってるくらいだ。
事実。現状では傍に友達がいない。駄弁る相手がいない。
恋人以前にこれは由々しき問題である。エーコのように近場に友達がいたり、ラインやメールで人と繋がっている気持ちに慣れるのなら、この問題は解消されるのだろうが、残念なことに、俺は人と直接会わないことには寂しさを払拭できない。
シビビビビビってハグしながらメンタル充電したい衝動に狩られる。
もちろん、そんなことが出来るはずもないのであるが。
仮に今すぐやったとしたら確実に訴えられる。
問題はこれからどうするか。そのために必要なのは現状の分析。
現在の可能性だ。
最悪のパターンはなんだろうか。エーコが今夜、死んでしまうこと。
それ以外は最悪ではない。
俺は惚れた女の幸せを願うことにしている。たとえ自分を度外視することになっても。
彼女が幸せならそれでいいと思う。エーコは今、幸せなのだろうか。
きっと幸せだろうと思う。
ならなぜ俺はエーコと好青年の関係に、得も知れぬダメージを受けているのだろう。
自問する。考えるだけでまた胃が痛くなってきた。胃薬を飲む。
答えは簡単だ。エーコが心配だからだ。
もしあの好青年に騙されていたらと思うと気が気じゃない。
ごめんなさい。嘘です。好きだからです付き合いたいからです。抱きしめたいからです。
自分でもよくわからなくなってきた。良い感じにテンションが壊れている。
彼女の幸せのみを願う自分が本質のはずなのに、心が乖離しているかのように利己主義的な発想が思い浮かんでしまう。好きということがよくわからなくなる。あああああ。
現在、一時五十五分。
ここまでは勢いで書いたが、正直言って身体がつかれている。体力の限界に近い。
このまま、また徹夜して明日の会社で倒れるわけにも行かないので、今日はこの辺りで筆を置くことにする。どうせ眠れないが目を瞑るだけでも効果はあるだろう。
誰かこの物語の展開を好転させるための具体的なアドバイスを下さい。
このままでは、バッドエンド一直線(俺が耐え切れずフラれるための玉砕告白に出て大破沈黙エンド)に進んでしまいます。っていうか、もう、いっそ楽になりたいと心から思っています。相手が同僚で無ければとっくに告白していたでしょう。
見捨てないでヘルプ。
ああ。一応、念の為に言っておきますが、これはフィクションですからね。
他人の人生というものは、別の他人からすればフィクションも同然です。
軽い気持ちでアドバイス下さい。面白い玉砕方法でも何でも結構です。
おそらくどんなアドバイスを聞いたとしても、この絶望的な状況からの復帰は難しいとは思いますが、助けてください。駄目だ。胃が痛い。
なんとかして彼女を振り向かせる術を教えて下さい。
質問も随時受け付けます。
コメントをくれたなら、おそらく次の日かその次の日の本文に反映されると思います。
なんかもう、いっぱいいっぱいなんで助けて下さい。
コメント募集しています。
あなたの言葉で人生が変わるかも!(俺の)