第6話 歴史は繰り返す
§1 未遂
Xから手紙が届いた。
「この手紙を投函してから『サンライズ瀬戸』に乗ります。短い付き合いでしたが、楽しかった。ありがとう。
数回のセックスで君に妊娠させてしまった。ボクは生まれてくる子に対しても、君に対しても、責任が取れない。せめて今夜一晩だけでも、真剣に君たちのことを考えます。
明朝、四国に着いています。坂出駅でサンライズを降り、各駅停車を待って坪尻駅に向かいます。スイッチバック式の駅です。そこから深い山に入り、ボクは永遠の眠りにつきます。
もう一度、ありがとう。そして、さよなら」
高校に行くと、いつもの淀んだ空気がたゆとうていた。
Xの姿はなかった。もし、目的を達していたなら、いくら目立たなかったXであっても、学校中が大騒ぎになるはずだった。
また一人、中退者が出たという噂はあったが、誰も大して気に留めていなかった。
§2 酔いどれ
コンビニのバイトが明けた。
ロッカールームで帰り支度をしていると、店長が声を掛けてきた。
「Yちゃん。あなた、もしかして、そのお腹」
同性には隠し切れなかった。痩せているので、余計に目立ち始めていた。
<以下未公開>
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初出では男子高生はSになっています。
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