素麺の美味しい季節になりました
先日、今シーズン初めての冷やし素麺を作りました
よく夫婦間で揉めるもととなる会話で・・・
奥様「今日は何を食べたい?」
旦那様「手軽やし素麺でもええよ!」
これが揉める会話・・・
素麺って茹でればいいものではないのですよねぇ
旦那様は素麺の麺オンリーしか考えていないのかもしれませんが、奥様としては付け合わせの具材まで考える・・・これけっこう手間がかかる・・・どこが手軽やねん?・・・自分で作ったら?となるわけですね
我が家の場合は、どちらもがいろいろ具材を考えながらこの素麺を作る習慣があるので、素麺とは手間のかかるものだとの認識で一致しております
二人で、昔は一袋の6束ぐらい食べていたのですがねぇ・・・
今は年齢を重ねた結果4束ぐらいでちょうど良いのです
うちはフライパンで作りますが、沸騰したお湯に素麺の帯をとったものをバサッと入れる・・・
少し柔らかくなったら箸でかき混ぜる(底にこびりつかないように)
次に沸騰してくるとコップ一杯の水を投入する
俗にいうびっくり水というやつですが、うちのパートナーはしないそうです
ここで、すでにそれぞれの流派が別れているのです(笑)
そして次に沸騰したら、シンクの上にステンレスザルを置き上流から蛇口の水を勢いよく流しておく
そのザルの中にフライパンを傾けながら、茹で上がった素麺をお湯ごと入れる
そう言えば昔から台所(流し台)に熱湯を直接流してはいけないということを親から注意されていましたが・・・なんでやろか?
なるほど排水管が塩ビなので耐熱温度が60度から80度まででそれを超えると変形するということか・・・
しかし、昔は塩ビ管じゃなかったけどねぇ・・・
話を戻しまして・・・
次にザルに入った素麺に向けて蛇口から水を流す
これは素麺のぬめりを取るためなのですが、すぐに手を入れると火傷をする恐れがあるので、注意ですね
このぬめりは素麺を水で洗っている間にしっかり取れていくのが実感できて期待が膨らみます
美味しくな~れ!
我が家は水を切った素麺を一口ずつ丸めて器に移して盛っていきます
箸でつかむと一口分ですね
さあ、器に盛れたなら、ラップをかけて冷蔵庫に入れて・・・
つぎに付け合わせの具材を・・・
薄焼き卵を焼いて細目に切り錦糸卵にする
さらにレタスもキュウリもすべて細目に切ります
冷麺の時のようですね
我が家の場合は思いついた具材は何でも用意します
大葉、玉ねぎスライス、ロースハム、かにかまなんて普通ですね
そして美味いのがもやしをさっと茹でたもの
これが食感が良くてうまい!
さらに椎茸を甘辛く煮込んで薄くスライスする
薬味は生姜をすりおろすのですが、わさびもなかなか美味いのですね
ネギリングも準備して・・・
そして私の大好物はやわらぎメンマのラー油漬けです
これをかつおと醤油出汁のつけ汁に入れてごま油のピリ辛風味にする
素麺自体が美味しくなるのはもちろん、お勧めはもやしですわ
爽やかなナムルのようになるのですよね
玉ねぎスライスもこのつけ汁に合う!
まずは、素麺だけをごま油ピリ辛風味つけ汁につけて・・・ずるっとのど越しを楽しむ
やっぱり美味いよなぁ!
そのうち付け合えせ具材と素麺でつけ汁の鉢が一杯になってそれぞれが溶け合った絶妙の風味になるのです
単純じゃないので食べていて飽きがこない素麺なのです
涼感がこれまた幸せ!
するするではなくむしゃむしゃ食べる素麺もこれまた美味いのです!
先日はうちのパートナー作のそんな素麺でした
御馳走様でした!
こういう日の食器の洗いもんはもちろん私が担当いたします
残った錦糸卵やレタスやキュウリやロースハムは翌朝にはサンドイッチの具材に姿を変えるのです
これまた美味い!