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花の数だけ

秋が始まりますね。

「花の数だけ」



お墓の数だけ人がいて

人の数だけ人がいる



1億人。77億人。

それは数字だ。数字に意味なんてない。

大切なのはその数だけ人がいるってことだ。

1億人なら1億人。

人の数だけ人がいる。

君の隣にいる人は 君の全く知らない人かもしれないけど、

君と同じように培い 同じ歴史を見てきた人だ。


そんな人に、親近感が湧かないわけないだろう


墓に入った人も、過去の歴史を培い、見てきた人だ。


誰だって偉人だ

蔑ろにできるわけないだろう


もし、できないと言うのなら



きっと、当たり前の人間だったんだ





人の数だけ人がいて

お墓の数だけ人がいて

手向けた花だけ人がいる





揺れた曼殊沙華。


あの赤はきっと、誰かが生きていた証。

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