To→Pre-Zのためのファンファーレ
To→Pre-Zのためのファンファーレ
時計の中に入るのが一番手っ取り早い。
デジタルじゃなくて、アナログ。3つの針がカチカチ回る、アナログ時計。
その内側に入った、と想像するんだ。
見えたかい?無数の歯車が。
大きさも動きも向きもバラバラ。でも、全部ちゃんと繋がっている。
ちゃんと繋がって、みんなお互いを忙しなく動かしている。
えーと……そうだな……。あれだ。あの小さい歯車。
例えるなら、あれが君の世界だ。星だけじゃない、宇宙とその外を含めた『世界』だよ。
──何が言いたいのかって?
世界というのは無数にある。
そのひとつひとつが歯車のように噛み合って、影響し合ってるってことだ。
どーだい?びっくりしただろ。
──ん?じゃあ、あの真ん中のでっかいのは何だって?
あれは世界を司る世界。本物の神様がいるところ。
そして、この物語の舞台さ。
さあ、御覧あれっ!
これは神様に拾われた二人の弟子の、歯車を壊すまでの物語。
こんにちは。ななるです。
新連載です!温かく見守って頂けると嬉しいです。
他の連載作品より投稿が遅くなると思いますが、時々見に来ていただけたら幸いです。
気のきいた挨拶が思いつかないので、ひとつだけ。「イチゴミルク派です」
今日は2話連続投稿です!
次回があれば、またお会いしましょう!