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冒険者になる

冒険者ギルドに入ると、受付カウンターがあり、イスとテーブルのセットが10セットあり、サイドの壁にはホワイトボードがあり紙が貼られている、2階に行く階段と買取り専用の部屋と、ギルドマスターの部屋があり、もう1つドアがあった。


冒険者が結構いて、席に座っていたり、ボードを見てたり、受付に並んでいる。

一番奥に受付カウンターがあり、3人の受付嬢がいた。



俺達も受付に並んで、俺達の番になった。


「ようこそ冒険者ギルドへ、2人とも始めてですね! 私は、この円形都市クロスのギルド支部の職員のリンです。今日は、どういったご用件でしょうか?」


リンさんは、キレイなお姉さんで、おっぱいは、ちっぱいだった。


「俺達は、冒険者になりに来ました」


「わかりました! 冒険者になるには、試験を受けてもらいます!」


「試験とは、どういった試験でしょうか?」


「冒険者は、命がけの職業です。2人が、冒険者として、やっていけるかどうか見るため、ギルド職員の試験官と模擬戦をしてもらいます!」


「わかりました!」


「では、あそこのドアから、裏の訓練場に行けるので、そこで待機していて下さい。後でギルド職員の試験官が行きます!」


「わかりました!」

「わかりました!」


俺達は、訓練場で待機した。


男のギルド職員がやって来た!


「俺が、今日、試験官をやるローレンだ! よろしく!」


ローレンさんは、筋肉質で背が高く、髭面の厳つい顔だった。



「カナタです!よろしくお願いします!」

「リリィです!よろしくお願いします!」


「そこに、木剣があるから、取って来い!」


「はい!」 「はい!」

傘立てみたいな中に、木剣が沢山あった。


「俺は、元Aランク冒険者だ! 気にせず、本気でかかってこい!スキルが使えるなら、もちろん使っていい! 当然俺に勝つなんて事はないし負けたから、不合格になるわけじゃないから、安心して欲しい! じゃあ最初は、リリィから、かかってこい!」


「はい! 行きます!」


「ほう!双剣か!」

リリィは、木剣を、2本構えていた。


神速(ゴッドスピード)!」

リリィの姿が、消えた!


その瞬間、リリィは、ローレンさんの前にいて、左手の木剣を腹に一撃当てていた。


目で追えない速さだった。


右手の木剣は、受け止めら、リリィは後方に下がって、今度は、リリィが消えたと思ったら、いくつもの残像を生み出していて、ローレンさんの左横に姿を現し、また一撃を入れるが、ローレンさんの剣裁きで、リリィの両手の木剣を弾き飛ばした。


「試験終了、合格だ!」


「ありがとうございます!」


「リリィ、やったな!」

リリィと、手を叩きあった!


「はい!」

リリィは、笑顔で答えた!


「じゃあ、次カナタ、かかってこい!」


「はい!」

よし、勝ってやる!


俺は、ローレンさんの背後に瞬間移動し、ローレンさんの頭に、木剣を振り下ろした。


そのまま頭に一撃入れ、木剣は折れた。


だが、その瞬間、ローレンさんの脇腹から木剣が飛び出して来て、俺は腹に食らって、ぶっ飛ばされたのだった。


ローレンさんも、片膝をついた。


「ご、合格だ!」


「ありがとうございます!」


「カナタさん、大丈夫ですか?すごいです!」

リリィが手を出してくれて、起き上がった!


「カナタ大丈夫か?」


「大丈夫です!」


ローレンさんは、頭から、血を流していた。


「ローレンさん大丈夫ですか?」


「大丈夫だ!まさか、今まで、試験官やっていて、一撃入れられたのは、はじめてだ! それも、立て続けに! 2人とも期待している、頑張れよ!」


「ありがとうございました!」

「ありがとうございました!」


それから、またリンさんのカウンターに並んで、俺達の番になった。


「リン、2人とも合格だ!後は、よろしく!」


「ちょっ……ローレンさん怪我してるじゃない、どうしたの?」


「2人とも、なかなかの腕だったよ!」


「……嘘」

仮にも元Aランク冒険者に……!


ローレンさんは、去って行った!


「2人とも、おめでとうございます! では、色々と説明させてもらいます!」


「ありがとうございます! はい!」

「ありがとうございます!はい!」


「まず冒険者登録にギルドカード作るのに、1人1000Gかかります。紛失されますと、再発行に10000Gかかります。こちらのカードの裏に血を垂らして下さい」


「紛失すると、高いんですね!」


「紛失防止のためです!」


言われた通り、リリィの分と2000G払い、2人はカードに血を垂らした。


「カナタさん、ありがとうございます!」


「気にするな、同じパーティーなんだから!」


するとカードに、カナタ 19歳 人族 レベル21 ランクFと表示されていた。

リリィの方にも表示されていた。


リリィの方のガードを見ると、レベル55だった。


「リリィ、レベル高いんだな!」


「お父さんと一緒に魔物狩りしてたんです!」


カードの色は黒色だった。


「では、こちらがギルドカードになります。ようこそ冒険者ギルドへ」



「ありがとうございます。よろしくお願いします」

「ありがとうございます。よろしくお願いします」


「それでは冒険者ギルドの説明をさせていただきます」


「はい!」

「はい!」


「冒険者ギルドには様々な依頼が寄せられます。ギルドから緊急依頼を出すこともあります。

依頼者と冒険者の仲介を行う組織であり、依頼が達成できなかった場合など報酬分を弁償していただく事になります。

また冒険者には、ランクがあり、上からSS S A B C D E Fでランクによって受けれる依頼が違います。

最初は、みんなFランクからのスタートです。

クエストは、自分のランクの一つ上のクエストまで受ける事ができます。

ランクはギルドに貢献したり、定期的に依頼を完了したりしてランクアップします。特例でギルドマスターの指示でランクアップする事もあります。

ランクアップを目指して頑張って下さい。

後、ギルドは基本的に冒険者同士の揉め事には、介入する事はないです」


「わかりました!」

「わかりました!」


「後、これが冒険者ノートなので、暇な時間に読んで下さい。冒険者としての心得、魔物の討伐部位や、魔物や薬草採取の図鑑などや載ってます!」


「わかりました!」

「わかりました!」

2冊受け取った。


「お2人はFランクからのスタートになります。今日から依頼を受けますか?」


「もちろんです。後、この国に来る途中に、魔物を討伐したのですが、買い取りしてもらえますか?」


「大丈夫ですよ。ちなみに何を討伐されましたか?」


「角ウサギ10匹です」


「ホーンラビットです。それで、ホーンラビットはどこに……」



「ストレージに収納してます」


「……」


「あの……!」


「ストレージって……!今日は、本当にあなた達には、びっくりさせらっぱなしね!」

ストレージ持ちなんて、初めて見た!


「カナタさん、凄いです」



「魔物の買取りは、買取り専用受付に出して下さい。査定してお金をお支払します」


「わかりました!」



買取り専用の部屋に入り、受付カウンターにお姉さんがいた。


「魔物の買取り、お願いします!」


「では、魔物か魔物の素材を出して下さい!」


ストレージから、魔物を出した。


「きゃっ!」

受付のお姉さんは尻餅をついて言葉を失っていた。


急に、ホーンラビットが出現すれば、びっくりするだろう……!


尻餅ついて、足が開いているのでパンツ丸見えである。


ちなみに白だった。


お姉さんも、落ち着いて、査定が終わり、買取りの額を受け取った。


買取り額は、全部で10万Gになった。



ホーンラビットは角と肉の買取りで、1匹1万G。



俺も、今日から、冒険者だ!



「リリィ、頑張って行こうな!」


「はい!」


リリィと握手をかわした。







───────────────


読んでいただいてありがとうございます!

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