薬草採取のクエスト
宿を出て、屋台で肉串を4本買い2本リリィにあげ、肉串歩きながら食って、ギルドに向かった。
ギルドに着いて、ホワイトボードにFランクとEランクのクエストを探した。
クエストは一つ上までのクエストを受ける事が出来る。
薬草の採取のクエストにした。
●薬草の採取
必要ランク:F
成功条件:シシガ草を10本持ち帰る
成功報酬:5000G
繰り返し:可
シシガ草はポーションを生成する素材でもあり、すり潰して、怪我に塗っても効いたり、飲んでも病院に効いたり
万能薬で、常にクエストは出ている。
受付に医薬草採取のクエストを出した。
「このクエストをお願いします」
「わかりました。採取の最中に魔物に遭遇する場合もあるので、気をつけて下さい」
早速、この国を出て、医薬草採取に出掛けた。
ユーリアの森は歩いて3時間ぐらいのとこにある。
「リリィいっぱい見つけるぞ」
「はい、でもシシガ草見つけるのは難しいですよ」
「まあ、なんとかなるよ」
鑑定眼のスキルを取得したから大丈夫だろう。
ユーリアの森に到着したので、まず鑑定してみる。
鑑定すると、あちこちにシシガ草と表示される。
「よし、リリィあそこの方向の20メートル先を見てくれ」
「ありました」
俺自信も次々、シシガ草採取する。
「リリィ次はこっちの方向50メートル先見てくれ」
だいたい4時間ぐらいたって、だいたい採取した。
「リリィそろそろ帰るか」
「はい、カナタさんこの量凄いです」
シシガ草をストレージに入れて円形都市クロスに戻った。
ちなみに魔物は出て来なかった。
ギルドに到着して、受付にシシガ草を提出した。
「………これだけの量、2人で短時間で採取したのですか?」
「短時間っていっても、4時間ぐらいかかりました」
「普通Fランクの冒険者が、1日探して10本採取出来るかどうかですよ、それを4時間で100本ですよ…カナタさん異常です」
「そうなんですか…」
「こちらがクエスト報酬の5万Gになります」
「明日もシシガ草の採取に行きます」
「わかりました」
「リリィ明日も稼ぐぞ」
「頑張ります!」
ギルドを後にした。
今日も、おふくろ食堂で夕食にした。
俺は豚カツ定食で、リリィは唐揚げ定食を食べた。
おふくろ食堂を後にして、宿に戻った。
「リリィ、お風呂に入って来るから」
「はい」
お風呂で湯に浸かっていると、、ドアが開き、素っ裸のリリィが手で体を隠しながら、入って来た。
「あの…恥ずかしいので、あまり見ないで下さい」
俺はガン見してた。
「わ…悪い、どうしたんだリリィ?」
「カズオさんのお背中が流したくて…」
「そうか…」
「ボクも湯に浸かってよろしいでしょうか?」
「お、おう」
狭い風呂に、リリィが俺の前に、入るとぎゅうぎゅうだった。
俺のムスコが、リリィのお尻に当たっていた。
「はう…」
我慢出来なくて、湯船から出た。
「リリィ背中洗ってくれるか?」
「はい」
湯船から上がり、小さいイスに座る。
「リリィ頼む」
何か背中に、とっても柔らかい感触が…
「リ、リリィ、何してんだ?」
「お母さんが、好きな人には、こうやって洗うと喜ぶと教えてもらったので」
「そそそ、そうか…」
「カズオさん、気持ちいいですか?」
「お、おん」
これ以上はDTにはヤバい……
「カズオさん、前も洗います」
前は、…すでに、元気になっていた。
「り、リリィ前は、大丈夫だから」
俺はそのまま、風呂を飛び出した。
体をドライで乾かしてベッドに潜りこんだ。
どうも俺は、チキンらしい。
そのまま寝落ちした。
朝になり、俺はリリィに背を向け寝ていて、リリィは後ろから俺を抱きしめている、背中に柔らかい感触が……
「デジャブーーーーー!」
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