この世界は、盗賊ばかり
振り向くと、5人の男が、場車から降りて来た。
「おい、ガキ!有り金全部と、そこのメス犬置いていけ!」
「断る!」
「そうか! お前達、ガキは殺して、メス犬は、捕らえろ!」
4人の男達が、向かって来た。
ストレージから、剣を取りだし構えた。
リリィも双剣を構えた。
リリィが、一瞬で4人の頭を一閃した。
「ななな……巨大化!」
残りの一人が巨大化して、10メートルぐらいになったのだった。
「かわいい手下をよくもやってくれたなあ!ぶっ殺してやる」
巨人は、蹴りや殴りかかってくるが、俺達には一切当たらなかった。
二人で、剣で攻撃するが、傷が出来るだけでなかなか倒せなかった。
そうだ、大熊と戦った時にやった……。
俺は、50メートル上空に瞬間移動して、急降下を利用して、巨人を頭から真っ二つした。
巨人の盗賊は、体が割れ、流血して倒れ元の大きさに戻った。
「勝ったか!」
「カナタさん、カッコ良かったです!」
「ありがとうリリィ」
無意識にリリィの頭を撫でた!
「はふぅ……」
「わ、悪い!」
「いえ、嬉しいです! 」
脳内にレベルアップと響いた!
レベル50にアップした。
新たに鑑定眼スキルを、取得した。
鑑定眼は、対象の人や魔物等のステータスやアイテムなどの鑑定が出来る。
早速、リリィを鑑定した。
リリィ 16歳 獣人族 Lv.59
Fランク冒険者
HP590/590
MP255/255
スキル
生活魔法
双剣術Lv.2
神速
リリィは、レベル59にアップしていた。
盗賊から、戦利品として、お金などをストレージに収納した。
「じゃあ、帰るか!」
「はい!」
クロスに到着して、ギルド寄った。
クロスに着く前に、ブラックウルフ5匹と遭遇して、あっさり討伐した。
受付に並び、俺達の番が来て、受付のスタッフは、リンさんだった。
「ゴブリンのクエスト達成しました!」
「お疲れさまです!討伐部位を出して下さい!」
35匹のゴブリンの耳を出した。
「では、報酬の35000Gです」
「ありがとうございます!後、ブラックウルフも討伐したのですが……」
「ブラックウルフも、常時クエスト出てるので、大丈夫ですよ! 討伐部位をお願いします!」
「はい!」
「確認しました。報酬の5000Gです」
報酬を受け取り、ギルドを後にした。
報酬の半分を、リリィに渡した。
盗賊の戦利品のお金は、120万Gあって、もちろんリリィに半分渡した。
リリィが、俺が出した、宿代などのお金を出して来たが、断ったが、お金を引っ込めないので、しぶしぶ受け取った!
「リリィ、ご飯にするか!」
「はい!お腹減りました!」
それから、適当に歩いて、飯屋を見つけた。
おふくろ食堂という名前だった。
中に入り、テーブル席に座った。
メニュー見た。
メニュー
ステーキ定食
唐揚げ定食
豚カツ定食
焼肉定食
しょうが焼き定食
エビフライ定食
ハンバーグ定食
コロッケ&ミンチカツ定食
さんま定食
全メニュー500Gだった。
この店は当たりだった。
俺は焼肉定食で、リリィは、ハンバーグ定食を食べた。
懐かしい味で、美味しかった!
おふくろ食堂を後にした。
「リリィ、温泉施設に行ってみたいか?」
「ボクも行きたいです」
温泉施設に到着して温泉施設に入った。
温泉施設の名前は、ぽかぽか温泉だった。
男湯と女湯に分かれてて、中で1人500Gでリリィの分と1000G払い、男湯に入った。
中には、人が4人ぐらいいた。
室内の方は桧風呂があり、外の方は、岩の露天風呂だった。
露天風呂に浸かった。
「極楽!極楽!」
まさか、異世界で温泉に入れると思わなかった。
1時間ぐらいして出たら、リリィが待っていた。
「リリィ、帰るか」
「はい」
────────────────
読んでいただいてありがとうございます!