ゴブリンの村
どうも、こんな俺のイミワカンナイものを見てくれてありがとうございます。まぁ、いないと思いますがね・・・これ、閲覧数とかどこに載ってるんだろ・・・
この世界に来てから7日経った。
でも木々が生い茂っていて村も何も見えない、ここは相当大きい森らしい。
ただ、移動には案外困らない、服装は前世死ぬ時に着ていた黒のTシャツとデニムホットパンツで、体にまとわりつく物がないので動きやすい。
更にこの身体は前世の時と比べものにならないくらい体力があった。
前にゴブリンを素手で倒せたのもこの身体のおかげだ。
あと、魔法っぽいものも使えるようになった。
夜、結構冷えてきたので焚き火が欲しくてダメ元で「出てこい炎ー」と木の枝の山に手をかざしたらほんとにいけた。色々試してみたら、水や風、雷に光、土の魔法も使えた。
特に光魔法や土魔法は寝泊まりする場所を作ったり、夜周囲を探索するのにとても重宝した。
それと、この森はそこまで強い(僕基準)魔物はいないみたいだ、頻繁に遭遇する魔物はゴブリンとコボルト、あとオオカミみたいな魔物くらいで群れ(3~5匹程度)で遭遇する、大きい群れに当たると少しキツいけど攻撃は簡単に避けられるし、グレポンで威嚇すれば逃げてくれる群れもいた。経験値なんてゲームじみたものはなさそうだしゴブリンやコボルトの持ってる錆びた剣だがナイフなんていらないから戦いは避けるようにした。
食料としていた木の実もそこまで種類がないうえにあまり美味しくない。
1番最初に食べた木の実は例えるなら味と果汁の無いパッサパサなリンゴだった。
そのパッサパサなリンゴを食べながら今日も森を進んでいく・・・。
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この世界に来て10日目、ゴブリンの村を見つけた。
森を宛もなく歩いていたらいつの間にか僕は崖の上に出ていた。その崖のすぐ下にある川のすぐ近くにゴブリンの村があった。
これだけなら村は無視して人里を探していたと思う。だけど僕はこの村のゴブリンが小さな人間の女の子を肩に担いで村にお持ち帰りしているのを崖の上から見た。
僕はこの村を無視出来なくなった、あの子を助けて人里の場所を聞こうなんて理由ではなく、あの子をゴブリンの村から救い出すために。
(排便は野糞で済ませてます、お尻を拭くトイレットペーパーの代わりに水魔法を使い、風魔法で乾かしているそうです、この間、茜ちゃんはお尻丸出しです。)