表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トラストルノ  作者: なさぎしょう
序章
27/296

闇夜に紛れて


「間に合ったな、(キー)は手に入ったか?」


「いや…(キー)は無かった。そもそもよく考えてみれば、(キー)があるなら発信機能なんかでもつけて追えばいい。」


連中(スープ)お前(ジェスター)という脱走者を出しておきながら何も対策をしてなかったってことか…」


呆れたもんだ。


「その代わり、研究材料は取ってきたわ。これで私と比較研究も出来るでしょう。」


少女は血液の入った注射器を見せる。遺体を寝かせた時に少しだけ採ってきたものだった。


「よし、とりあえずは撤退だ。」


男が先頭になって10(ひとまる)通路を小走りに進んでいく。その後を白髪の男、少女と続く。通路は外に通じているが、扉の部分がオートロックのようになっていて外からは入れないし、1度出て扉が閉まるともう開かない。


「思い残すことはないかい?」


白髪の男が振り向き少女に聞く。


「まさか。ないわよ。」


少女は肩をすくめる。


「戻るぞ。」









扉の外は真っ暗な闇。

彼らの姿は溶けてなくなる。

一瞬のきらめきは美しい白髪か、それとも少女の……


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ