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変わり者たちの遊戯録  作者: 焔 霞
プロローグ
1/7

学校一の変わり者~鷹野 時臣~

高校一年の素人作品です。

読みづらいところもあると思いますが、暖かい目でご覧ください。


誤字、脱字、その他ありましたら、知らせていただけると幸いです。

他人には見えないモノが見えてしまうのは、僕の昔からの悩みの種だ。


そう一人で物思いにふける男。……傍から見ればただボーッとしているだけ。

彼は、高校生。三年ながらにして、日々をボーッと過ごしている学校一の変わり者、と呼ばれている。

名前は、鷹野たかの 時臣ときおみ。県立桜ヶ丘高校三年、美術部。時計屋の息子で、趣味は昼寝と読書。苦手なものは運動。しかし、だからといって運動ができない訳ではない。……ただやる気が無いのだ。

ルックスもまあまあで、それなりにモテる。成績も上々。……ただ性格がややひねくれている。

それ故、『学校一の変わり者』という呼ばれ方をしている。本人は全く気にしていないが。


さて、そんな男、時臣の「他人には見えないモノ」とはなにか。

それはその言葉のとおり。「他人にさえ見えなければなんでも見える」というややこしい能力だ。

一般には見えないモノ。例えば、妖怪、幽霊、オーラの色、音。

それら全てが、時臣には映像として見える。

そして、この能力には少々不思議な特徴がある。


『近くにいる人が見えるものは見えなくなる』というものだ。


霊能力者が近くにいて、その人が幽霊やら妖怪やらを見ていると、時臣の視界から途端にそれらのものが見えなくなるのだ。

別のモノは見えても、『他人に見えているモノ』のみが見えなくなるというのだ。

時臣がこの特徴に気付いたのは、まだ小学生のころ。

それからというもの、幽霊が見える、妖怪が見える、音が形となって見えるなど特殊な能力をもった人を半ば強制的に友人とし、自分に見える負担を減らしていた。


では、その友人の一人を見てくれ。そうすれば時臣がどんな人物か、もう少しわかってくるだろう。


                                        続く

読んでいただきありがとうございました!


このシリーズ最後まで書き終えられるようがんばります!

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