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珍宝鑑賞

作者: 上代朝哉

 高一の六月。入学後に仲良くなった男女十人くらいでキャンプに出掛けたんだけど、川で遊んでいるときに催してきて、トイレが遠かったので河原の端っこで立ちションをしていると背後から何者かに覗かれる。早く済ませて戻ろうと小便に集中していたからか接近にまったく気がつかなかった。肩に何かが乗ってきて……それは顎だったのだが、その重みに驚いて初めて気付かされた。誰だよ、こんなふざけたことをする野郎は……と少しイラつきつつ確認すると、野郎ではなく、女子で、ノブこと植松乃笛(うえまつのぶえ)だった。


 俺は慌ててズボンとパンツを上げて立ちションを切り上げる。「わ、なに見に来てんだよ! お前バカじゃないのか!?」


 乃笛はニヤニヤしている。「別にバカじゃないよ」


 心臓が小さい球のように圧縮され、ドッドッドッドと素早く膨らんだり縮んだりを繰り返す。とにかく俺は驚いている。次いで、こいつ何してんだ!?とムカついてくる。俺が川から離れたのを見て取り、立ちションだと勘付いて追いかけてきたのか? 「変態じゃん」


「変態でもないよ。ちょっと見せてもらおうかなと思って」乃笛はまだニヤニヤしていて、そもそもそんなに美人でもないし気色悪い。ヘルメットみたいな髪型も似合っていない。「私ももう高校生じゃん? 後学のために見とこうかなと思ってさ」


「なんだよそれ」変態と何が違うんだよ。「見とこうかなと思っても、俺は見せないから」


「ちょっとだけ見せてよ」乃笛は後方を確認する。「今ならみんな遊んでてわかんないからさ」


「嫌だし」即拒否。


「まあ今さっきちょっと見たけど」


「…………」マジな話、背後から覗かれたときに見られてるんだよな。「一回見たならもういいだろ」


「一回見せたならもう一回見せてもいいじゃん?」


 小賢しい。「嫌」


「お願い、橋見(はしみ)


「嫌だって」なんでそんなに見たいんだよ。「俺のお宝はそう簡単には公開しないんだよ」


「年に一回の御開帳、してよ」


「こんなタイミングでは御開帳しない」


「いいじゃん」


 しつこ。「お前、もしかして俺のこと好き?」


「いや、そんなんじゃないから」そこは冷淡な乃笛。それもまたムカつく。「後学のためだって言ってんじゃん。形ぐらい知っといた方がいいでしょ?何かと」


「そんなのネットで調べりゃいい」


「ネットで見たって、3Dじゃないじゃん。3Dで見ないと価値ないよ」


「…………」3Dってなんだよ。色気ないな。「……じゃあお前のも見せてよ」


「私はなんにも付いてないから」


「そのなんにも付いてない部分を見せてって言ってるんだよ」後学というならたしかに後学だし、それだったら俺も見てみたい。形ぐらい知っておいた方がいいというのは一理ある。無論3Dでだ。「見せてくれたら、俺も見せるけど」


 やばい、ちょっと興奮してきたかも。乃笛に見せないといけないものが、さっき乃笛が見たときと別の形状になってしまうかもしれない。そうなったらさすがに見せられないよな?


 俺のワクワクをよそに、乃笛は「私は見せないよ」ときっぱり言う。そこに照れとか駆け引きの気配は一切ない。つまらない女。俺の苛立ちが、勝手に立ちションを覗いたことから、自分勝手に俺のだけを見ようとしてくることに変遷していく。


 三浦純也(みうらじゅんや)くんが川縁から「おーい」と呼んできて俺と乃笛の時間が終わる。「お二人さん、何やってんだ? 怪しいぞー」


「なんにもー」と返事をして乃笛は戻っていく構えを取る。「ほら、橋見がぐずぐずしてるからチャンス逃したじゃん。また今度見せて?」


「お前のも見せろ」


「嫌ですー」


 別に乃笛とはそんなに仲良しじゃない。ただ、乃笛はクラス中と分け隔てなく仲良しで、だから今回のキャンプにも参加している。俺と特別親しいわけじゃない。親しいわけじゃないけど、肩に顎を乗せてきたりは学校とかでもやられたりする。距離感が少しおかしい子なのだ。


 夜、テントは男女で別々なのだが、もしかしたら乃笛が隙を衝いてまた俺に接触してくるかもしれない……と思うと、面倒臭い反面、少し愉快でもあった。俺の太股の間が再びキツく熱くなる。


 しかし乃笛はもう接触してこず、何事もなくキャンプが終わり、ぼんやりしているとすぐさま夏休みになる。乃笛のあの奇行も、キャンプという特殊なイベントにおける高揚感がそうさせただけなのかもしれない……と結論づけて学校などでその話をすることは一度たりともなかったのだが、ある暑い夜、俺は異様にムラムラしていて、普段だったらすぐさま自分で自分を慰めて終わりにするんだけど、何を思ったか、自撮りをしてその写真を乃笛に送信してしまう。しかも慰めが必要な方の形状の写真だ。俺はトチ狂っている。あまりにも悶々としすぎている。しかし、乃笛からの返信を待つが一向に何のコメントもなく、俺は逆に恥ずかしくなってしまい不安感もあって乃笛に電話をかける。乃笛は電話にも出ない。


 クラスの女子に拡散されたりしたら俺の学校生活は終わりだ……と絶望するが、夏休みが明けても俺の立ち位置は変わらず、男友達も女友達も以前と変わらない様子で俺は安堵する。乃笛だけは俺にあんまり話しかけてこなくなった。メッセージで謝罪はしているものの、それもスルーされていて乃笛が何を考えているのかは不明なままだ。


 秋が深まった頃、青江円香(あおえまどか)っていう仲良しグループの女子から「今度の休みに二人で遊びに行かない?」と誘われる。円香は俺達のグループの一員だけれどそんなに目立つ子じゃなくて、他の綺麗な女子なんかの陰に隠れがちで俺も仲は悪くないもののそこまで注目していなかったんだが、なんか、そういう絶妙な子から好意を持たれるのって、思いがけなくて却ってときめいてしまう。円香も派手ではないだけで可愛らしいから、普通にテンションが上がる。そんなふうに俺のことを見ていてくれたのかと意外にも思う。


 円香から誘われたちょうどその日の夜に乃笛からメッセージが送信されてくる。『橋見、久しぶり!』


 俺も返信する。『久しぶり。っつっても毎日顔合わせてるけど。喋ってないだけで』


『うん。あの、また見せてほしいんだけど』と言われる。


 何を?と一瞬わからなくなるが、ああ、アレね! なんか久しぶりすぎて忘れていた。というか、円香といい感じになれそうだからそんなの頭から消え失せていた。


 俺はメッセージを返す。『お前のも見せて』


『いいよ。先に橋見のから見せて』


 マジで? いいの?と思うのにあんまり昂ってこないのは、俺にはもう円香という特別な存在がいて、まだ付き合っていないけど、乃笛に見せてもらわなくてもいずれ円香のを見ることができる確信を既に持っているからだろう。俺に後学はもう必要ないというか、とき既に遅しなのだった。


 俺は円香以外にはもはや賢者。思いなおしてメッセージを送る。『ごめん。やっぱりやめとく。恥ずかしい! ごめんな』


『わかった』とだけ返事が来て終わる。


 この、()が悪い感じってなんなんだろう? 俺が乃笛を必要とするとき乃笛は知らん顔をしていて、逆に、乃笛に俺が必要となったとき俺は冷静沈着な賢者だ。こういう噛み合わない感じって、乃笛に対してだけでなく、いろんな物事においてわりと頻繁に発生する。しない?


 クリスマス、お正月、バレンタイン……と季節のイベントを円香と過ごすが、付き合っているのかが定かじゃなくって俺は一歩を踏み出せない。キスもできないし、手すら繋げない。だって、お互いに告白はしていないのだから。円香が俺を男として好きなのかがイマイチわからない。改めて確認してみればいいだけの話なんだが、照れ臭いというか、今更感が強すぎるというか、俺の一人相撲だったら最悪すぎるのでそれもできない。


 乃笛の台詞じゃないけれど、ぐずぐずしていたらチャンスを逃してしまう。三月に入ると円香があんまり話してくれなくなり、メッセージのやり取りや遊びもなくなり、ホワイトデイの前には明らかにフラれたみたいな感じになる。円香は他のグループへ移籍し、円香と仲のいい女子はそのグループと俺達のグループを掛け持ちするような形になり、なんだか一気にせわしなくなる。気まずくなる。俺はグループの誰かに相談するべきだったんだろうか? でも、誰も俺と円香を冷やかすようなこともしてこなかったので、秘密の関係なのかな?と思って俺はあまり大っぴらにしなかったのだ。


 すごく寂しくなり、むなしくなり、ついでに円香のために貯蓄していた欲なんかもすべて行き場を失い、三月の下旬……進級直前に俺はまた乃笛に連絡してしまう。『前に俺の見たがってなかったっけ?』


『うん。でも大丈夫』


『大丈夫なんだ?』


『うん。彼氏できた』


 マジか。まず、失礼で申し訳ないんだけど、あんまり可愛くないのに彼氏できるんだなとナチュラルに思った。しかし、そうか。彼氏のを見ればいいわけだから俺はもう必要ないのだ。立場が逆転してしまった。乃笛はもう彼氏に見せてもらったんだろうか?


 というか『誰と付き合ってるの?』と訊かずにはいられない。


『純也』とだけ返ってくる。三浦純也。重ねてマジか。あいつ、乃笛のこと好きだったのか。だから俺達が河原でこそこそしていたとき妨害してきたのか。乃笛を推している奴がいるとは思っていなかったからチラリとも勘付けなかった。


 なんか、時間だけが進んでいくなあとしみじみする。時間だけが進んでいき、俺は何も残せないまま、ムラムラして自分を慰めてばかりだ。生産性がない。なんだかんだで誰にも公開されていない俺の宝物。あ、違うじゃん。乃笛のスマホに自撮りが一枚、行ってしまっているんだった。でもさすがに乃笛も彼氏持ちになったわけだから俺の写真は消しただろう。送った写真を削除されてしまうというのもなんとも悲しい話だ。


 高二になっておよそ一ヶ月が経過したゴールデンウィーク前の平日。またなんか仲が深まりそうな子が現れて、一年のときからおんなじクラスで、グループは別だった和田京香(わだきょうか)さん。なんとなく話すようになり、でもまだすごく親しい感じではなく、またわりとナイーブな関係が続きそうで自然とげんなりしてしまう。円香とのことがあって、知らぬ間に俺はアレルギーを発症してしまっていたらしい。だけど、この精神的な息苦しさをなんとか潜り抜ければ、人生初彼女がゲットできるかもしれない。


 けれど、そういうときは間の悪い出来事が起こりやすくもあるのだ……と俺は経験的になんとなく察知していて、廊下ですれ違った乃笛に声をかける。乃笛とは進級に際して別々のクラスになった。「よ。元気?」


「わ、久しぶり」と乃笛は俺ともう間近で対面してしまっているのに至近距離で手を振ってくる。変な奴。髪型がヘルメットからパーマに変わっている。「元気。喋るのは超久しぶりだね」


「そだな」メッセージのやり取りは何度かしたけど……。「純也とは仲良くやってる?」


「フラれた」と乃笛は笑う。笑うが、瞳の奥は少し暗い。


「やっぱりか」


「やっぱりってなんだよ」乃笛は相変わらず笑っているけど、相変わらず目力が弱々しい。


「あ、ごめん。変な意味じゃないよ?」


「変な意味しかないだろ……。っていうか嫌味でしょ?」


「違うって。すまんすまん」そういうタイミングだろうなと思っていただけのことなのだ。俺の調子がいいときは乃笛が悪くなる。「あのさ、お前とまた仲良くしたいんだけど」


「へ?」乃笛の目が丸くなる。「仲良かったことあったっけ?」


「あっただろ。最初の頃は」


「あったっけな」


「あったって。とにかく仲良くしない?」


「……付き合いたいってこと?」


「…………」はっきりさせる方が絶対的にいい。俺は「うん」と頷く。「まあ」


 和田さんの方が可愛いし普通だし、本来なら彼女にすべきなのは間違いなく向こうなんだけど、乃笛には入学直後から振り回されっぱなしでどうしても頭の片隅には乃笛がいて、加えて、俺と異様に噛み合わせが悪いのも気になる。間が悪い関係性。俺に彼女ができそうなとき、乃笛は俺を必要とし、俺の頭に乃笛が浮かぶとき、乃笛は誰かの彼女だったりで俺に興味をなくしている。この間の悪さを潰したらどうなるのか好奇心が湧く。要するに、俺が乃笛の彼氏で乃笛が俺の彼女だったら間も何もなくなる。


「いいよ」と乃笛は言ってくれる。「橋見って私のこと好きだったんだ? 別にそういうんじゃないと思ってたんだけど」


「まあぶっちゃけよくわかんないよ」たぶん好きではない。「お前こそ、俺のこと好きなの?」


「んー? 嫌いじゃないよ。今から好きになれるんじゃない?」


 そういう言い方をされると、俺の方は『好きではない』んだけれど、なんか癪だ。「お前さ……」


「名前で呼んで」と言われる。「最初から思ってたんだけど、『お前』は嫌だ」


「あー……乃笛さ、立ちションしてたのが別の奴でも覗きに行ってた?」


「やあ……行ってないよ。橋見は覗きやすい相手だったから覗きに行った。見せてもくれそうだったし。見せてって言っても引かなさそうだったし」


「いや、引くのは引いたけど」

 だけど、そう言われると溜飲も下がる。乃笛は俺に好意こそ持っていなかったものの、信頼というか、安心できる相手だとは思ってくれていたのだ。たぶん。


 乃笛も言う。「そういう意味では、橋見は前々からいっしょにいると落ち着ける男子だったってことになるね。変なことも遠慮なく言えるし」


「じゃあ彼氏としてもいいんじゃない?」


「いいかもね。付き合っちゃおうか」


「うん」


「でも、まだ公表しないでね? 私、別れた直後だから、またすぐに付き合ってるのが知られると体裁が悪い……」


「そんなの気にするのか」と俺は笑わされる。「まあ俺は別に公表する気ないけど」


「ありがとう……」


 これで俺と和田さんの可能性は消滅するわけだ。未練はあまりない。乃笛との仲はなんだかんだ長続きしそうな予感もある一方で、すぐに破局っていう絵も容易に浮かんでくる。まあ試してみるしかない。


「今夜、また自撮り送ろうか?」と言ってみる。


「いらないよ」と笑われる。


「もう純也ので勉強は済ませた?」


「あはは! バカじゃないの?」乃笛は珍しくばつの悪そうな上目遣いをする。「純也のは見てないよ。そこまで行く前にフラれてるから」


「ふうん……」と鼻を鳴らす俺はなんとなく胸を撫で下ろしていて、え、と我ながら意外だった。俺は乃笛が純也と触れ合っていないことに密かに喜んだりなんかしてしまっている。乃笛なんて別に全然好きじゃないなどと思っていたところで、彼女にすると誰にも触らせたくないし触られていてほしくなかったりしてしまうのだ。「……じゃあ俺の見たくないの? 見たいんじゃないの?」


「後学のために……じゃないでしょ?」


「後学じゃないな」


「だから、自撮りとかじゃなくて今度ゆっくりちゃんと見せてよ」


「わかったよ」

 ちょっと恥ずかしい……けど、今更だとも思う。こっちは既に自撮りを一枚、送ってしまっているのだ。


「私も見せるから」


「やった」


「やったじゃないし」と乃笛はいつかのニヤニヤ笑いを浮かべている。「純也にこういう話ししたら嫌がられてフラれたんだ」


「あ、そうなんだ?」


「うん。だから私にはやっぱり橋見の方が合ってるのかもね。橋見変態だし」


「おま……乃笛もわりと変だからな?」


「そうかな」


 言われてみたら、たしかに和田さんや円香とはこういう話はできない。これは乃笛限定の特色だと思うし、俺としてはこういうのはけっこう嬉しいかもしれない。なんだかんだ、俺も勢い余って写真を送りつけてしまうような奴なのだ。あのとき乃笛が許してくれて本当に助かった。


 俺は訊いてみる。「なあ、去年、俺が写真を送りつけたことあっただろ? あのとき、なんで返事してくれなかったの?」


「あっははは」と笑われる。「びっくりしすぎたからに決まってるじゃん。メッセージ開いたらいきなりお宝画像を見せつけられて、こっちは白黒だっての。超ドキドキしたし。わあー、橋見の見ちゃったっつって」


「キャンプのときも見ただろ」


「あのときは一瞬だったから。っていうか写真のやつはキャンプのときと大きさも違ったし。えろすぎだし。あれから橋見の顔ちゃんと見れなくなって、話しづらくなったんだよ」


「話さなくなったもんな」


「ねー」


 もうひとつ確認。「……別のときに……十一月くらいだっけ?……乃笛の方から『見せて』って言ってきたことあったじゃん? あれは後学のため? 純也と付き合い始めた頃だったりした?」


「いや……純也と付き合ったのは今年の一月」


「じゃあただの好奇心か」


「…………」


「なんで黙るんだよ」


 乃笛が赤くなる。「いや……」


「なんだよ」


「…………」


「気持ち悪いな、黙るなよ」だんまりな乃笛を眺めているとチャイムが鳴る。休み時間は終わりだ。「授業始まるぞ。またあとで話そうな」


 自分の教室へ戻ろうとしていると「えっちな気分になってただけだから」と告げられる。「だから橋見のが見たかっただけ。あのときは。それだけ」


「え、へえ……」

 乃笛はこれまた珍しく恥じらっていて、そんなに恥ずかしいなら言わなければいいのに、言ってくれるのを不覚にも可愛らしく思ってしまう。


 あのとき俺がリクエストに応えて自撮りを送っていたらどうなっていただろう?と考えるとまた滾るような感情が溢れるが、その疑問の答えは付き合っていればいずれわかりそうな予感がする。たぶん俺と乃笛は俺達が想定していたよりもずっと相性がよさそうだと、そう思うしかなくなる。

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