今回は祐介がいじられまくります
タイトルの通り、祐介がいじられまくります。
ようやく祐介の可愛らしい性格という設定が生かされます。
祐介「にゃあああああっ!」
竜美「んー♪
可愛くてうぶな反応♪
お姉さんいけない気持ちになっちゃうよ☆」
あー…。
何がどうなっているかを説明するとだな…、今現在オレはクラスの女子軍団におもちゃにされているところだ。
祐介「やめろ!
やめてくれ!
オレはそんなもの着る趣味は無い!」
オレは今、あろうことか体操服を着せられそうになっている。
しかもブルマだと?
なんでそんな旧世代の負の遺産がここにあるんだ!?
うちの学校、男女別の短パンだったはずだろ!?
竜美「何でかって?
それは何故か祐介っちのロッカーにブルマと体操服が置いてあったからなのさ!」何でオレのロッカーにそんなものが置いてある!?
ん?なにやら置き手紙があるな…。
嫌な予感しかしないが、オレは手紙を読んでみる。
〈はぁーっはっはっはっはぁっ!
祐介よ!
愛しのお兄ちゃんだ!〉
グシャ。
ここまで読んだだけで全てを理解した。
またか!
また貴様の仕業か!
と、紙が急に輝き出し、オレの変態愚兄の姿になった。
達也(?)『ふははははっ!
祐介よ!
お前が最後まで読まない事などお見通しよ!
その事を見越して俺の式神を説明用に用意しておいた。
それがこの俺だ!
今から説明してやるから感謝するんだぞ!
なんならお兄ちゃんの胸に飛び込んで…ぐぼぁ!?』
祐介「やかましい!
貴様はいったい何回オレの人生に影を落とせば気が済むんだ!?」
股間を殴られて悶絶している達也(式神)に祐介は容赦なく踏みつけを入れる。
しかし、体重が軽くなっているので踏みつけは全くダメージがないようだ。
達也(式神)「ぬふふふふ…。
お兄ちゃんの背中を一生懸命ふみふみしている幼女!
萌える!」
ものすごく悶える達也(式神)。
祐介「気持ち悪い…。」
思わず後ずさる祐介だった。
達也(式神)『ふむ、とりあえず話を進めようか。』
祐介「話をこじらせた張本人が何を言うか!」
達也(式神)『そんなささいな事は気にするな。
まぁ、ぶっちゃけるとだな、ブルマを入れた犯人は俺の本体だ。
昨日の晩に学校に忍び込んで入れておいたのだ。』
祐介「理由はなんだ?
正直聞きたくないが一応聞いておく。」
達也(式神)『愚問だな!
可愛いものは正義だからだ!
見ろ!わざわざ体操服の上着にゼッケンを縫い付けたのだぞ!』
なるほど確かにゼッケンに、
さおとめゆうすけ
と書いてある。
達也『あと、兄からの手紙を読まずに破った罰として、お前にネコミミとシッポがはえるからあしからず。』
そう言った瞬間、祐介の頭にネコミミが、お尻から猫のシッポがはえてきた。
祐介「~~~~~っ!
死ねい!!!」
達也(式神)『わははははっ!』
祐介の渾身の魔法を受け、達也(式神)は笑いながら吹っ飛んでいった。
祐介「悪は滅んだ…。
………ん?」
先ほどよりはるかに興奮した目つきのクラスメート達に襲いかかられた。
女子軍団『可愛い~!
その耳とかシッポ触らせて~!』
祐介「にゃあああああっ!
もう嫌だ!
この体!」
このあとも祐介は女子軍団に様々なはずかしめを受けたとさ。
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