変態に権力を持たせてはいけません。
やっと学校に来れました。
ここまで長かった…。
まぁ、作者の進め方が遅いせいですけどね…。
…こうなる事は分かっていた…。
ああ…、分かっていたさ!
見た目が幼女になってしまった事を説明しに、オレは保護者変わり兼、実行犯として愚兄を職員室に連れて行った。
しかし…、しかしだ!
まだオレはコイツの事を甘く見ていたらしい。
なにしろ職員全員声を揃えて『達也さんのやってしまった事ならしょうがない。
祐介君、犬に噛まれたとでも思って諦めなさい。』
とほざきやがった。
教育者としての責務を果たせよ!
ていうか何で兄貴は職員全員から頭下げられてんだ!?
ブルルルルッ!
携帯電話のマナーモードの音がする。
達也「うむ。俺だが?
なんだ総理大臣か…。
なんだ今良いところなんだ邪魔するな!
何?戸籍の変更の終了報告だと?
そんな事の為にわざわざ電話するなっ!
…ああ、分かっている、お前の趣味の女装中の写真をネットで流すのは止めてやるよ。
ご苦労だった。
じゃあな!」
ピッ!
…本当にオレの兄は何者何だろう?
達也「まぁ、そんな訳でお前はいつも通りに学校に通えるようになった。
クラスも今まで通りだ。
俺のやるべき事は終わったので帰るが、襲われないようにするんだぞ。」
襲われそうな外見にした張本人が言うな!
達也「あと、これだけは言っておく。
俺の呼び方は、
お兄ちゃん・兄さん・お兄ちゃま・おにい・兄上・にいにい・にーに・お兄様・あにさまのどれでもOKだ!
好きな呼び方で呼ぶがよい!」
祐介「死ね!
貴様なんぞ愚兄で十分だ!」
そんなやりとりをした後、達也はテレポーテーションして、家に帰った。
…テレポーテーションするくらいなら、歩いて学校に来るなよ…。
しばらく達也は直接は出てきません。




