早乙女祐介☆小学一年生そのななっ!
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします!
達也「では俺がゆーちゃんを直々にエスコートしてあげよう。」
馬鹿がなんかほざいていた。
祐奈「うるせー!
オレはひとりで行くから付いてくんな変態!」
達也「ほほう…。
ゆーちゃんはこのだだっ広い寮をひとりで歩いて迷子にならない自信があると?」
祐奈「う゛…。」
達也「そもそもゆーちゃんは部屋番号を知ってるのかな?」
祐奈「う゛う゛っ…。」
ヤバい…。
このままではこの変態に主導権を握られてしまう…!
かくなる上は!
祐奈「うるせー!
さっさと部屋番号教えやがれー!!!」
必殺、実・力・行・使!
オレの全魔力を注ぎ込んだ必殺の蹴りを放つ!
パシっ。
しかしオレの全力の攻撃はあっさりと受け流され、足をつかまれてしまった。
達也「はっはっは。
ゆーちゃんまだまだ修行が足りないぞ。
この俺に実力行使にでるならせめて今の10倍は実力をつけないと不意打ちですら一本取れないな。
…っなんと縞パンだとおぉぉぉっっっ!?
げぷわっ!」
…今のは変態がオレの足つかんだあと、スカートの中を覗きこんで興奮したとこにオレの急所付きが決まったところだ。
油断大敵っていうか、実力があるのか無いのかわからないっていうか…。
あの後オレは結局捕まり、馬鹿兄貴と一緒に部屋に移動中だったりする…。
急所蹴り上げても2秒で復活ってこいつは本当に何なのか本当に分からなくなってきた。
祐奈「ところでオレの部屋は何号室なんだ?」
オレは至極真っ当な質問をしたのだが…。
達也「はっはっは、ゆーちゃん言葉遣いはもっと女の子らしくしないとだめだぞ(キラッ)」
祐奈「質問に答えやがれー!!!」
達也「たしか一人称もオレからボクに変えたのでは無かったのかな?」
…なんでその事を知ってやがる。
達也「俺個人の趣味としては語尾に~ですぅとか、~ですのとかつけるのは良いと思うのだがどうだろう?」
殺しても良いかな?
良いよね?
祐奈「死ねぇぇぇぇゴラァァァァ!!!」
しかしやっぱりあっさりと受け止められてしまった。
くそぅ…。
中身は完全に変態のくせに、油断も隙もない奴め…(一部例外除く。)
達也「ゆーちゃんはどうも怒りっぽいな。
カルシウムが足りないのか?」
誰のせいだ誰の!
達也「ゆーちゃんの部屋は5727室だな。
57階と結構遠いが何、少なくとも階層は転移魔法陣で一瞬だ。
一度通ってしまえば迷うこともあるまい。
トイレ、バスルームは各部屋完備出しな。
一応大浴場もあるから利用したくばすると良い。
後、食堂は各階ごとにあるからあとで連れて行ってあげよう。」
馬鹿兄貴は意外とその後はまともに案内をして、実にスムーズに進んでいった。
…馬鹿兄貴とはいえ一応ちゃんと感謝はしとかないとな。
祐奈「そ…その…。
…ありがとう…。」
達也「ゆーちゃんもえー!!!」
祐奈「萌ゆーな!」
達也「この程度の事で感謝は良いさ。
この寮の事なら寮生ひとりひとりの顔や名前、生年月日、好き嫌い、成績、お風呂の時どこから洗うのか、好みの下着の柄、その日はいている下着の柄まで全て網羅しているからな!」
なんかだんだんアウトな方向にいっていってるような…。
とりあえず…。
さっきの感謝の念を返しやがれゴラァァァァ!!!
新年の最初っから達也さんの変態さが爆発してしまい、すみませんでした。