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早乙女祐介☆小学一年生そのごっ!

低クオリティながらとりあえず更新出来ました。

楽しんでいただけたら幸いです。

大雅「ここがみんなが食事をとる言わば学食だな。

生徒全員が同時に食事をとる様はなかなか壮観だぞ。」


こんにちは早乙女祐介です。

只今、大雅に学園案内をしてもらっている最中です。

現在地は食堂なんですが…。


裕奈「でかい…。」


そう、とてつもなく大きく、広いのだ。

シンプルなデザインながらも最高級の腕の匠によるものと思われるテーブルや椅子。

白を基調としながらも、さりげなく優雅な内装。

直接は見ていないが、恐らく雇われたシェフも給仕も超一流なのだろう。

真の一流だけがまとえる空気がここにはあった。


だがしかし…。


裕奈「なんで名前が¨料亭 国士無双¨なんだ…。」


優雅な雰囲気ぶち壊しな名前に思わず突っ込まずにはいられなかった。


大雅「ああそれ…。

それはあの駄目人間(※一の事)のセンスだ。

ほとんど全てにおいて完璧な癖に、性格とネーミングセンスだけは異次元なやつだから余り気にするな。

それが生活の知恵だ。

すぐなれる。」


小学生にそこまで言われる一が少々可哀想に思えてきた。

自業自得だから一切同情の余地ないけど。

その後も体育館や図書館、武道館のような共用施設から、開発室や映画館やら酒蔵まで、だんだんと怪しくなっていく施設まで幅広く紹介して貰った。


さて、案内も終わり、お礼を言おうとした時。




ちゃ~ら~ちゃらちゃらちゃら~♪


ゴッド〇ァーザー愛のテーマがどこからか流れてきた。


みると大雅のケータイがなっているようだ。

大雅は「ちょっと失礼」と言って、少し離れたところで電話に出たようだ。

…というかゴッ〇ファーザー愛のテーマを着メロにしてる小学生って…。

と内心ツッコミをいれていると、電話中の大雅の声が聞こえてきた。




大雅「なんだと!!!

ドラゴンビューティー、現状は!?」




どらごんびゅーてぃー?

なんですかソレ?

食べられるの?


大雅「キツいなそれは…。

ってまさかドラゴンビューティー、コード¨リトルグレイ¨解除するつもりなのか!?」


コード¨リトルグレイ¨ってなんだろ…。

大雅「それほどの相手か…。

分かった、お姉ちゃんあたしもタイガービューティーとして出撃する!!!」



ドラゴンビューティーとは姉妹なのですか…。


なんて思考の渦でウンウンうなっているうちに電話は終わったらしく、こっちに戻ってきた。


ヤバい!

どんなリアクション取れば良いのか分かんない!

どないしょーと考えていると大雅が


大雅「スマンけどちょっと野暮用が入ったから今日はここでお別れかな。」


あなたにとってそれは本当に野暮用で済ませられる物だったの!?


オレの困惑した表情を違う意味に取ったのか大雅は優しい目で微笑み


大雅「そんな捨てられた子猫みたいな目で見るなって。

大丈夫、明日にはまた会えるさ。

だってあたし達友達だろ?」


大変良いセリフなのですが、オレのいいたい事はそうじゃないんですけど…。


まぁ、今は話してくれそうにないし、ここは素直に引き下がっておくか。


オレがこくりとうなずくと、大雅はとびっきりの笑顔で「じゎな!また明日。」と言って去っていった。




なんだか忙しい人だけど悪い人じゃないし、これから友人としてつきあうになんら障害を持たない人だな。

これは明日から楽しそうな毎日が送れそうだ。





…でも本当にドラゴンビューティーとかなんなんだろ…。

ドラゴンビューティーって安直すぎたかなー…?

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