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早乙女祐介☆小学一年生そのよんっ!

スイマセン、とりあえずもう申し開きできるレベルじゃ無いんですが遅れました。

ネームが浮かばず更新できませんでした。

いやまぁリアルでの事情もあるんですけどね…。

しかも今回ほとんど話進んで無いですゴメンナサイ…。

裕奈「………。」


大雅「………。」


一が去り、なんとなーく気まずい雰囲気になり妙な沈黙が場を支配する。


裕奈「えっ…と…。」


スイマセン、めっちゃ気まずいんですけど…。

だ…、誰か何とかしてぇっ!




いかんいかん…。

オレは見た目は兎も角中身は大人なんだ!

そう、コ〇ン君も真っ青な経験もたくさんしてるオレが自力で切り抜けなくてどうする!


オレが決意新たに心の中で気合いを入れたその時。


大雅さんがスッと手を差し出してきた。


大雅「あたしの名前は立花大雅。

6年3組で姫百合会の会長をやってる。」


裕奈「?

えっと…。」


大雅「自己紹介だよ、自己紹介!

お互い、あのアホ(※一の事)のせいでなんか気まずくなっちまったが、ここは年上のあたしがしっかりしないとな!

って何で泣く!?

先に言われたのが悔しかったのか!?」


…ちがうもん!

…オレの方が年上なんだもん!

く…悔しくなんか無いんだからね?

裕奈「早乙女裕奈です。

今日から、このマリエル学園に転入する事になりました。

よろしくお願いします。」


大雅「おおっ!

まだちっこいのにしっかりしてるじゃねえか!

でも、あたしと話す時はその他人ぎょうぎな喋り方は止めてくれ。

むず痒くっていけねぇや!」


ケラケラと人なつっこい笑みを浮かべてポンポンっとオレの頭を軽く叩いた。

…うん、お嬢様学校の生徒としてはどうなのかと思うけど、オレはこの立花大雅という人物が気に入ったな。


裕奈「大雅先輩よろしくお願いします。」


大雅「だから堅苦しいって。

それにあたしのこては大雅でいいよ。

みんなそう呼ぶからな。」


裕奈「わかったよ。

よろしく、大雅!」


とびっきりの笑顔で応えるとなにやら大雅の様子がおかしい。


大雅(やばい…。

めっちゃカワイイわこの子。

あたしはあの人一途なのになんだか揺らぎそう。

あの馬鹿(※一の事)が気に入る訳だな。

なんか守ってあげたくなるっていうか…。)


裕奈「どうかした大雅?

なんだか様子が変だけど」


大雅「!

何でもない!!

何でもないからな!!!」


やっぱり様子がおかしい気がするけど、本人が何でも無いっていうんだから気にしないでおこう。

裕奈「そういえばさっき自己紹介した時に言ってた姫百合会って何?」


とりあえず無難な会話でこの微妙な空気を吹き飛ばそう。


大雅「あ…ああ。

生徒会…って言っても裕奈ちゃんの年じゃ解んないか。

ったく、あのマヌケ(※一の事)ちゃんと説明くらいはしてやがれっての!

まぁ、分かりやすく言うと生徒の代表ってところかな。



…まぁそれ以外にもいろいろあるけど…。」


最後のつぶやきは小さすぎて聞き取れなかったが、なんとなくいいたい事は分かった。

でも、ちゃん付けはやめてほしい…。

思わず怖気が走ってしまった…。


大雅「まあ、入ってきたばかりだし、最近物騒な事件とか、変態(※一の事)やらいるけど、何も心配しないで楽しく過ごせや。

なぁにこの学園の奴らはみんな気のいいやつらばかりだ、すぐに友達できるさ。」


そういってオレの頭に手を乗せ良い子良い子した。


裕奈「ほわぁ~。」


って、オレ、今めっちゃ気持ちよくなってたよね!?

ヤバい、本格的に幼児退行してきてる気がする。

さっさと今回の事件解決して、元の姿に戻らなくては!


とりあえず裕奈がそうそう元に戻る事はないので安心(?)して下さい。

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