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早乙女祐介☆小学校一年生 そのさんっ

すいません、ものすんごく遅くなりました。

でも、呼んでくれたらとても嬉しいです♪

祐奈「なんで生きてんのアンタ…?」


一「アレ…?

もしかして殺す気満々でした?」


祐奈「うん☆(一片の曇りもない良い笑顔で)」


一「そんな良い笑顔で肯定されても…。」


祐奈「そんなこたぁどーでもいいからさっさと説明しろ☆」


一「なんかどんどんキャラが変わってきている気がしますがまぁ良いでしょう。

可愛いから許します。


私が無事な理由ですか?

簡単ですよあなたの力を上回る力で結界障壁を張っただけです。

…まぁ、それでもかなりの被害が出たのには、流石は神の愛し子といったところでしょうか。」


祐奈「!?」


なんでその事を知っているんだ!?

オレは一切神の愛し子の事は喋ってないのに!


一「どうして自分が神の愛し子とばれたのか分からないって顔してますね。

簡単ですよ。

私も神の愛し子ですので。」


なんですと!?

祐奈「そんな馬鹿な…。

神の愛し子の顔は全員知ってるがあんたはその中にはいなかったはず。」


一「まぁ、正確に言えば元、神の愛し子ですけどね。」


祐奈「?」


一「まぁ、私は神の愛し子としての力と生き方を棄てたんですよ。

そういった意味ではある意味あなた方と同じですね。」





あまりその事には触れてほしく無いのか、一の表情は心なしか暗く見えた。





一「まぁ、それはそれとして、力を棄てたとはいえ、腐っても元、神の愛し子だったもんで、これくらいのマネはできる訳なんですよ。

最も、いまのでガス欠ですがね。」


つくづく凄いのか凄くないのか分からない人だなぁ…。


ふと、一は時計を見て


一「おや、もうこんな時間だ。

祐奈さん、私は今から所用があるので失礼しますが、私の代わりに学園内の案内などを頼んでいる方がいますので、その方の後をついて行って下さい。」


祐奈「どんな人なんだ?」


一「この学園の代表者とでも言いましょうか…。

まぁ、分かりやすく言えば生徒会長のようなものですね。

とても優秀な方ですよ。

まぁ、人格的には若干問題がありますが…。」


いやいやいや!

そんな人を代表者にしたらダメでしょ!!!

一「あ、あとこの学園にはあなたが元男性である事を知っているのは私だけですので、バレないように頑張って下さい。」


じゃっ!

っとばかりにポーズを決めてドアに手をかけた一だったが…。






?「どえりゃぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!」





どぐわしっ!!!







ものすんごい勢いで開かれたドアに吹き飛ばされた。


具体的には50mほど吹き飛んだ後、8回ほどバウンドし、動かなくなった。





ホントにもう限界だったんだな…。


?「くぉうらクソおやぢ!!!


あたしを呼び出したぁ、どういう了見だ!!!」


そこにたっていたのは、12歳くらいの幼い少女だった。

全体的に可憐で華奢、箸より重いものは持った事の無いような細い腕。

白すぎず、健康的な肌。

幼いながらも意志の強そうな目。

そして何故か胸だけは小学生とは思えぬほどの存在感を醸し出していた。


多分80近くあるな…。


自分の胸と見比べて何故か微妙に虚しくなった。


一「痛つつ…。


そういいつつも指定された時間の5分前にくるあたり、本当に律儀ですねぇ立花さん。」


瞬間、立花と呼ばれた少女は一気に赤面した。




…ん?

立花?

立花「うっ、うるせえ!/////

いつ来ようがあたしの勝手だろうが!!!」


…立花って…いや…まさかな…。


それにしても、言動はともかく中身は良い人みたいだ。


一「相変わらずツンデレですねぇ立花大雅たちばな たいがさん。」


大雅「下の名前で呼ぶなぁー!!!」




げきょっ…。


一「あるぼすっ!?」





あれ…?、なんか今人体から聞こえてはいけない音がした…ような…。


怖いから見ないけど…。





その後、オーバーキルな追撃を一に与えまくっていた大雅だったが、ふとオレの方向を見ると手を止め、一を放り捨てて近づいてきた。


大雅「嬢ちゃんなんでこんなところにいるん?

ここは危険だからさっさと立ち去った方がいいよ。」


主に一の命が危険です大雅さん。

一「ああ、彼女は今日からこの学園に転入してきた早乙女祐奈さん。

見ての通り一年生に転入するんだけど、私は予定があるから君に案内を頼もうかと思ってね。」


その話を聞くと、大雅さんは若干居心地悪そうに頭をかき、


大雅「あたしにも予定ってのがあるんだけど…。

お姉ちゃんと猫達の晩御飯用意しないといけないんだけどな…。」


お姉さんと猫を同類に並べちゃいますか。


一「駄目かい?」


残念そうな一を見て、大雅さんは


大雅「あーっもう!

分かったよ!

だけど手短にだけだぞ!」




この人絶対捨てられた猫とか見捨てらんないタイプだな。

感想やレビューもらえたらもっと嬉しいです☆

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