達也の冒険~あぢま覚醒?編~
気がついたらPV50000突破してました。
まさかこんなに見てくれている人がいるとは未だに信じられません。
応援していただきありがとうございます。
これからもがんばります!
ふぅ…。
なんとか(心の)ダメージも抜けたか…。
しかしゆーちゃん、容赦無かったな…。
時に言葉は刃より鋭いと言うがたしかにチェンソーでガリガリ削られた方がダメージの回復は速いかもしれんな。
さてと…。
学校の方に向かうか。
どうせさっき、タ・ツーヤとしての姿は見られてしまったのだ、普段の達也さんの姿でも構わないだろう。
そんな事を考えながら歩いていると…。
ドシャーン!!!
ガラガラガラ!!!
何かが倒れ、崩れる音がした。
いったい何事だ?
今のは凄まじい重量の物体が倒れ、崩れる音だぞ。
もし、その下に誰かがいたら…。
その下敷きになったのがゆーちゃんだったら…。
いかん!
助けなくては!
ゆーちゃん無事でいてくれー!
俺は風のように走った。
秒速50mくらいでな。
急いでいたのもあるが、近くに幼女がいたのでな、その子のスカートもめくっていくためだ。
ふむ、くまさんか。(←犯罪です)
あぢま「ぎー…。」
潰れていたのはあぢまだった。
達也「ふむ。
何事もなかったようだな。」
祐介「いやいやいや…。」
そこでは、巨大な靴箱に潰されたあぢまと、それを眺めるゆーちゃん、玄丈。
そして大量の野次馬たちがいた。
玄丈「立て!
立つんだあぢま!
お願いだ!
立ってくれぇ!」
お?
玄丈の願いが通じたのかあぢまが立ち上がったぞ。
あぢま「ギー!(ご心配をおかけしてしまい、申し訳ございません玄丈様。)」
「ギー!」だけで何故意思の疎通が可能なのだろうか?
あぢま「ギィー!(大久保大介いざ、参る!)」
そういえばそんな名前だったな。
あぢま「ギ?ギー。(あ、おはようこざいます。)」
今更俺に気づいたのかいきなりあいさつをしてきた。
空気読めよ!
玄丈「この!
脳の容量3bitがぁっ!
たった今やろうとした事も記憶できんのか!?」
達也「違うな…。
そいつの脳の容量は3bitではない!
3ミッキーだ!」
祐介「それもう、容量の単位じゃないから…。」
※ミッキー
コンピューターのマウスの移動量と感度を表す単位。
断じて容量を表す単位ではない。
あぢま「ギー。(なんかミッキーという響きがいいのでそっちでいいです。)」
祐介「いいんかいっ!?」
達也「気に入ってもらってそいつは重畳。」
玄丈「ええい!
あぢま、bitでもミッキーでもいいから本気を出すのだ!
1日1回しか使えぬ、貴様の最大の秘技を!」
なんだそれは?
なんか面白そうだな。
見物していこう。
あぢま「ギィー!(わかりました。
いきます!)」
おおっ!
なんかあぢまがマジな表情になった。
あぢま「!!!」
凄まじい気合いだ。
いったい何が起きるのだ!?
(かっこいいBGM)
(ナレーション)
卑屈の精神が頂点に達した時、あぢまは次元の壁を超え、東西南北中央不敗を呼び寄せるのである。あぢま、東西南北中央不敗と合身することにより、その潜在能力を数十倍に高めることができる。
なんだ今のナレーションは?
あぢま「東西南北中央不敗マスターあぢま参上!」
あぢまが普通にしゃべってる!?
玄丈「みたか、早乙女祐介!
東西南北中央不敗マスターあぢまとなったあぢまは、戦闘能力は通常の十倍!(5→50)
頭脳も八倍(3bit→3byte)に大幅強化されるのだ!」
なんか元々が低いからあんまり強化されてないような…。
玄丈「まあ、1日1回、5分しか変身できないという制限があるがな。」
使えな!
あぢま「行くぞ早乙女祐介!」
轟!
なんか変なオーラだしてあぢまは突っ込んでいった。そして、特に文章に残る事なく破れたのだった…。
玄丈「おのれ早乙女祐介!
おのれミルキー☆ユー!
次こそは…、次こそは必ず貴様の息の根を止めてくれる!」
そう言って玄丈は逃げていった。
今日も学園は平和だな…。
結局FUKE☆ZURA Hi‐School読みたいという意見はありませんでしたが、作者が書きたいので近日中に投稿します。
…まぁ、かなり不定期連載になると思いますが…。