達也の冒険~変態forever偏~
更新遅れまくってすいませんでした!
仕事の忙しさがピーク&妹の高校受験の面倒で全く時間がとれませんでした。
次回はもう少し早く更新できると思います。
楽しみにしているひと(いれば)は読んで下さい。
ふはははは!
無様な変質者め!
マイ・スウィートシスターゆーちゃんにちょっかいかけようとするからそんな目にあうのだ!
ゴッドハ〇ドスマッシュを決めた後、ロ・ストールが『成敗!』と言った理由が今ならよくわかるな。
と、少々悦に入っていたのだが…。
祐介「あのー…。」
しまった!
ゆーちゃんがそばにいたことを忘れていた!
いくら変装していても、あんな至近距離だと声でバレてしまったかもしれん!
※ばいき〇まん並みの変装なので普通はバレバレですが、これは超ご都合主義の小説です。
ツッコミいれたら負けです。
祐介「危ないところを助けていただき有難うございます。
オレ…いえボクは早乙女祐介と言います。
こーみえても一応男です。
オマケに高校生です。」
気づいてない!?
やはり俺の変装は完璧なのだな!
身内すら騙せるとは自分の才能が恐くなって来るぞぉ!
祐介「?
なんかどこかで会いませんでしたっけ?」
!?っとマズイ!
達也さんではなく、タ・ツーヤとして他人の振りをしなくては!
タ・ツーヤ「おや?
あなたとは初対面だと思うのですが。
ひょっとしてナンパですか?」
祐介「い…いえ。
そんなつもりでは…。
ただなんとなくうちの兄に似ているなーと思いまして。」
いやいやいや!
ピンポイントで当ててきましたよ!
どないしよ!
タ・ツーヤ「あなたのお兄さんですか…?
どのようなお方なのですか?」
だぁぁぁぁ!
何言っているんだぁ俺は!?
自ら墓穴掘ってどうする!
祐介「うちの兄ですか?
なんというか見た目は格好いいんですけど、中身が残念な人です。」
つうこんのいちげき!▼
タ・ツーヤに255のダメージ!▼
タ・ツーヤ「そ…、そうなんだぁ…。
でも、きっといいところも『無いですね。』…さいですか…(泣)。」
祐介「顔はずいぶん違いますが、この漫画の主人公みたいなキャラですね。」
そう言ってゆーちゃんがとりだしたのは、週刊少年チャンプという漫画雑誌だった。
開いたページには、この雑誌で一番人気の無い漫画FUKE☆ZURA Hi-School
だった。
この漫画の主人公の名前は後園克也。
やや太めで、ロリコンで、オタクで、人並み外れた怪力を持ち、そして高校生とは思えぬフケ面という以外はごく普通の16歳の少年だ。
ペットにアライグマのオスカル君を飼っている。
ちなみに克也の顔は、ドラ〇エのヤ〇ガスとガン〇ムS〇EDのア〇ランを足して、アス〇ンを引いたような顔だ。
正真正銘の16歳なのだが、周りから24留くらいはしているのでは?
ともっぱらの噂だ。
こんな主人公(と脇役達)が引き起こす騒動を描く、読んでるこっちが頭痛くなる作品、それがFUKE☆ZURA Hi-Schoolだ。
なんか主人公の名前がなんとなく俺に似ているのが腹立つな…。
祐介「まあ、うちの兄はこんな感じですね。」
タ・ツーヤ「そ…そうですか…。
ずいぶんと変わり者のお兄さんなんですね…。」
祐介「そうなんですよ。
毎日毎日迷惑かけられっぱなしで。」
…達也さんもう大ダメージだよ…。
祐介「だけど…。」
お?
祐介「あ、やっぱりいいとこ無いですね。
ただの変態です。」
まさかの追い討ち!?
タ・ツーヤは死んでしまった!▼
祐介「でも、優しいんです。
本人は頑なに否定してますけど。」
タ・ツーヤは復活した!▼
そうか!
そうだよな!
ゆーちゃんが本気で俺の事きらいなわけないよな!?
祐介「でも変態ですけどね。」
タ・ツーヤ「……………。」
祐介「あ!
もうこんな時間。
ボクはもう学校に行かないと遅刻になっちゃいますから行きますね。
先ほどは助けていただき本当に有難うごさいました。
あなたのお名前だけでも教えて下さい。」
タ・ツーヤ「いや…。
名乗るほどの名前ではないから。
ではこちらも失礼するよ。
これからは変質者に気をつけるようにね。」
祐介「はい!
縁があったらまた会いましょう!」
ゆーちゃんは去っていった。
俺の心にしっかりと大ダメージを与えて。
ち…、ちきしょー!!!
劇中に出てきたFUKE☆ZURA Hi-Schoolは構想自体は出来ています。
読んでもいいかなという意見があれば書いてみようかなと考えてます。