達也の冒険~朝の活動編~
皆さんクリスマスいかがお過ごしでしたか?
作者は恋人いない歴3年なので家族と過ごしました。
恋人ほしいよ~!
などと愚痴いっても始まりません。
達也のごとくポジティブシンキングで行かなくては!
※今回は達也視点でお送りします。
ふはははは!
みんなのヒーロー達也さんだ!
今回は俺の視点から見たゆーちゃんの日常をお送りしよう。
某日 早朝
今日も俺は夜明け前に目が覚める。
なに?
なぜこんなに早く起きるかだと?
しれたこと、今日もゆーちゃんをからかって遊ぶ為だ。
ゆーちゃんはもともと女の子より可愛い男の娘だったが、やはり女の子になってからさらにみがきがかかったようだ。
やはりゆーちゃんは完璧だな。
可愛いらしくて、からかいがいがあって、なおかつ幼女!
ああ…、これ以上何を望む事があるだろう…。
桃のような肌に、滝のようにまっすぐな髪、熟れた杏のように紅い唇。
これだけでなく(中略)で、だけでなく(後略)ゆえにゆーちゃんは至高の美なのだ!
この美しさを独占するためだったら、古今東西の誰もが国すら売るだろう。
…前置きが長くなった。
とにかく、俺がゆーちゃんをからかう為に10年以上まえから夜明け前に起きる習慣があるのだ。
まぁ、今はそれだけではないのだが…。
話しすぎた。
今のセリフは忘れてくれ。
とにもかくにも本日のミッション・スタートだ。
ジ…。
こちらス〇ーク。
次の指示を頼む!
などと言いたくなる気分でゆーちゃんの部屋に侵入する。
ドアを開けたとたん、大量の刃物が俺の上空に降り注いだ。
ふむ…。
とてもよく手入れされているな。
それこそ刃物の先に虫が止まっただけでその虫が真っ二つになりそうなくらいに。
はっはっは…。
ゆーちゃん?
さすがにやりすぎでないかい?
正直、毎日同じ罠仕掛けてるみたいだけど、日ごとに刃物の数ふえてるよね?
今回間違いなく3ケタ突入してるよね?
オマケに誘導魔法までついてるし…。
さすがにあたったらチョッピリ痛そうなので、誘導魔法を消去しておく。
これで安心…。
ズシャッ!
は…?
ザクッ!ドスゥッ!バシュゥ!
はっはっは…。
慣性の法則をすっかり忘れていたよ。
そんな事言ってるうちにもどんどん刺さってくる刃物×100
達也「ギャー!!!」
今のは痛かった…。
痛かったぞー!
まあ、2秒で復活したからいいけど。
というかゆーちゃん。
これだけの騒ぎが起きてるのに熟睡って、寝つき良すぎだよね!
まぁ、俺的にはそっちの方が都合いいけどね。
今度こそゆーちゃんの寝顔を…。
ん?
なにか光ったか?
あれは!
書籍 全国ちびっ娘大運動会ブルマ編!
なぜこんなレアアイテムがこんなところに!
俺ですら通常盤しか持っていないというのに!
これは俺に対する神の掲示か!?
この瞬間、俺の頭にアーモンドのような種が降りてきてパチンとはじけた。
うおお!
今の俺を止められるものは全国の幼女だけじゃあ!
そうして、書籍 全国ちびっ娘大運動会ブルマ編を手に入れた。
瞬間、ガタンと上から巨大なカゴが落ちてくる。
む…。
このカゴ、魔力を無効化するオリハルコンで出来ているのか。
これでは俺も出る事ができんな。
まてよ…、出れない?
なんという事だ!
ゆーちゃんの愛らしい寝顔を前に指をくわえて見ていろと言うのか!
これでは蛇の生殺し状態ではないか!
あれ?
ゆーちゃん起きたの?
気のせいかな?
ゆーちゃんからものすごくまがまがしいオーラを感じるんだけど…。
え?
オレの眠りをさまたげるものはなんぴとたりとも許さん?
えーと…寝ぼけてますねゆーちゃん。
でもさ、寝ぼけながら魔力こっちむけるの止めてくれない?
だから…、こっち向けちゃダメだって…。
カッ!
ゴォォォン!
結局俺のゆーちゃんの寝顔を見る作戦は今日も失敗した。
明日こそは…、明日こそは必ず!
達也編はギャグしかない予定です。




