白銀の風紀委員
新キャラ登場。
作者はお気に入りだったりします。
白銀の風紀委員。
圧倒的に強い戦闘能力と正義感で学校の平和を守る正義の使者。
ただしあくまで一般生徒が自力で解決できない事件が起きた時などの、やむを得ない場合にのみ動く、学校の守護神である。
その守護神の名前は水口結女。
長く、真っ直ぐな黒髪。
何故か制服を着ず、一日中袴で過ごし、治安維持と護身用のために常に木刀(銘 夕凪)を持って過ごす、でも背は低く、目測145cm程度で、ロリキャラであるが、なんかこの人が一番危ないんじゃないかと思われそうな人である。
自分にも他人にも厳しい反面、誰にでも偏見を持たずに親身になって接してくれるため男女問わず人気は高く、本人非公式のファンクラブが存在する程である。(男女比 男3 女7)
結構な人数が彼女に魅力を感じている一方で、取り締まりの厳しさから不良達からは極度に恐れられている。
彼女は決して不正を許さない。
そして今回、許されざる不正の塊が目の前を通り過ぎようとしていた。
祐介「ふぅ~…。
間にあったぁ…。」
許されざる不正=祐介
結女「何が間にあったのかな…?」
祐介「にゃ?」
何やら背後から寒気がしたので祐介は後ろを振り向いた。
そこにはスーパーサ〇ヤ人のようなオーラをまとった結女がいた。
結女「そこの小学生!
どのような理由あって我が校に来たのだ?
しかもそのような破廉恥な格好しながら登校とは、親の顔を見てみたいものだな。」
威圧感たっぷり、皮肉たっぷりに話す結女。
祐介「親?
もう死んじゃったからいないよ。」
そう言うと結女は雷にでも撃たれたかのような衝撃を受けていた。
結女「すまなかった…。
知らぬ事とはいえ、君の心をえぐるような事を言ってしまった…。
おわびといってはなんだが、君を学校まで送り届けよう。
学校はどこだ?
私の足なら半径50km以内なら2分でつくぞ。」
いったいどんな足しているんでしょうか?
祐介「学校は…。
ココ。」
結女「え?
なんだ?
何やら空耳が聞こえたのだが…。
すまない、もう一度言ってくれないか?」
祐介「だからぁ…。
ココ!
この学校なんだってば!
あと、オレは小学生じゃなくて高校生だっての!」
結女「バ…、バカな…。」
祐介「バカって言うなぁ!
バカって言った方がバカなんだぞ!」
結女「あれか?
あれなのか?
あず〇んが大王みたいな飛び級なのか?」
意外とアニメに詳しいもよう。
祐介「飛び級でもなんでもないやい!
うちの愚兄のせいでこんな姿になったんだよ!」
そのセリフを聞いて結女は何かを考えるそぶりをみせ。
結女「失礼だが君の名前は?」
祐介「早乙女祐介。」
結女「あの早乙女祐介か!
と、いうことは君の兄というのは…。」
達也「言うまでもなくこの俺だ!
紹介が遅れたな。
俺の名前は早乙女達也。
達也さん、達也ちゃん、たっちゃん、たっちー、なんならお兄ちゃんなど、好きに呼んでくれ!」
達也は基本女の子には優しい。
その分、男の扱いはかなりぞんざいだが(例 玄丈)。
結女「噂にたがわずかなりの変わり者みたいだな。」あれを変わり者ですませますか…。
達也「先ほどまでは何やら面白そうなのでそこの草むらから一部始終を見せて貰った。
なかなかどうして得難い人材のようだ。
どうだ?
我々と一緒にゆーちゃんをいぢり倒さないか?
ついでに世界征服も企んでみたり。」
ついでなんだ!?
世界征服ついでなんだ!?
結女「いや…、私は…。」
さすがの結女も達也のハイテンションっぷりにたじたじのようだった。
達也「ふむ。
すぐに返事を貰おうとは考えてはいない。
名刺を渡しておく。
興味があったら連絡するといい。」
そういって結女に名刺を渡す。
そこには
株式会社 米森真教
代表取締役早乙女達也
とあった。
世界征服目指しているの株式会社なんだ!?
ていうか米森真教って何!?
この名刺、うさん臭さすぎるよ!。
達也「ぢゃ、俺は帰るぞ。
ゆーちゃん、しっかりと勉学にはげむのだぞ。」
そう言って達也は去って行った。
結女「……………。
教室に行くか…。」
祐介「そうですね…。」
2人はものすごく疲れた顔して校舎の中に入って行った。
米森真教に入りたい人はご連絡下さい。
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