Go To トラベルキャンペーンはたぶん大して効果はないと思うよ
さて7月22日から始まるGo To トラベルキャンペーンですが多分ほとんど効果かはないと思います。
なんでかといえば、まず現在感染が再拡大中という事でおそらく50代後半以上は利用しないでしょう。
そもそもがGo To トラベルキャンペーンは「新型コロナの感染の収束」を前提とした事業者支援策であって感染は収束してはいないわけですからね。
新型コロナ感染症に対しては、過疎化高齢化の進む地方ほど恐怖心がつよく、居酒屋でバカ笑いしながら対面で同じ皿の料理をつついている首都圏・近畿圏などの人間にはおそらくわからないですが、地盤が地方の政治家にはかなり批判の声も届いているようです。
そしてコロナ前は日本国内の観光や宿泊がなんで外国人旅行客のインバウンド頼みになっていたのかという原因を全く取り除いていないのですから、若い人たちには旅行に行く金銭的時間的余裕があるわけがありません。
さらに緊急事態宣言による、休業や失業、廃業などで収入が激減するかなくなってしまい、旅行に出かける余裕など全くないという人間はサービス業の人が多いですが、そういった職業についている人は首都圏・近畿圏などの大都市圏が多いのですよね。
なので実際にGo To トラベルキャンペーンを使って旅行に行ける人は相当限られるでしょうし、結局はほとんど効果が出るわけがないのですね。
鳴り物入りで実施されたプレミアムフライデーが全くの逆効果だったことも考えたほうがいいと思うのですけどね。
実際に東京オリンピックは来年に延期といっても来年開催できるかかなりあやしいですし、頼みの綱の外国人旅行客もきれいさっぱり消えてしまったことで、イケイケどんどん出ホテルを建てていたホテル業界はかなりピンチのようでこのままだとバブルがはじけたあとの鬼怒川のような廃墟だらけの光景が大都市圏の駅近郊のホテル街でも見られるようになり、結果地価が暴落して不動産バブルもはじけるかもしれません。