表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/18

5

区切るところを失敗したので今回は特にめちゃくちゃ短いです

ライアンお兄様にエスコートされ私は再びダンスフロアへ戻ってきた。



少し休憩したし踊る分には問題はなかった。

ライアンお兄様とのダンスは少しリードが強いけどしっかりしてて踊りやすかった。

するとお兄様が私に話しかけてきた。



「ティナ、お前はセナの事はどう思ってるんだ?」

「?かっこよくて優しい私の大好きなお兄様と思っておりますけど…?」

「だよなぁ…」

「???」



ライアンお兄様はどうしたのだろうか、殿下と婚約したからブラコンすぎるのがダメということなのかな…?



「まあ、本人の口からそれが聞けてよかったか…。」



ライアンお兄様が何か呟いた気がしたが聞こえなかった。

そのまま一曲を終えると私はまたセナお兄様の元に戻り、また少しだけ過ごしたのだけど、さすがに疲れが出始めたので帰ることにした。


漫画と同じように進み婚約を発表する場となったデビュタント。完全に違う事といったら私が殿下に恋をしていないだけ。

ここで余り関わらなければという予定も崩された私にはあとはどうしたらいいのか分からない。

だから、それならいっそ、セナ様の妹であることを幸運に思ってその時までは楽しく過ごしたいな。


私が破滅の未来を迎えるまで、それまでは楽しく。

私の一番の推しと仲良く過ごしたい。






そう、思ってたの。






お兄様達が私のことを嫌いになっても、私の大好きで大切な家族だから私はずっと好きでいるって。




もしかしたら私がお兄様とよく一緒にいれば、あの未来の時だってあんな私を蔑む目で見ることはないって。




私はずっと思ってた…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ