表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/23

カナと少年Part3

少年は公園をでて少し行ったところにあるアパートに入った。

・・・なるほど。家の人はパートとか仕事で帰りが遅いのかな?・・・

少年はエレベータに入って地下を押した。エレベーターが動く。私たちはフワっとすこし浮いた感じに襲われた。そしてなれていない私は部屋に入ると同時に気持ちが悪くなった。

・・・あれっ?エレベーターでこんなに気持ち悪くなるっけ?・・・

「ここが。僕の家だよ。ほらね。誰もいない。」

“少年の家”は本棚と机と椅子があるだけでキッチンとか電話とかリビングのようなものは見当たらない。どこかに他の部屋があるはず。そう思った私はあたりを見渡した。あった。入ってきたドアともう一つのドアが。私はそっちにいってドアノブに手をかけまわしてあけた。

「げほ。げほ。な。何?このほこり・・・・」

時間と共に何とか良くなった。少年がもう一つのドアを開けてくれたのにりゆうがあると思うが礼は言わずに目の前の光景に驚いた。

「えへへ・・・すごいでしょ。どうしても捨てられなくて・・・でも半分は捨てたんだよ。」

すごい量の本棚があった。そしてそのなかにたくさんの本がぎっしりと詰まっている。半分は捨てたって・・・これでも半分を捨てた・・・と。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ