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プロローグ2
外はすごく明るかった。少年はまずお米と本を買った。そしておかず、飲み物を買い、家に帰った。
「お金がなくなってきたな・・・」
少年はずっと同じような暮らしをしてきた。しかし最近はお金がだんだんなくなってきた。家に帰って思った。
“本。売ろうかな”
少年は大好きな本を残してそこまで・・・という本を持ってなん往復もしながら本を売り、本棚も売った。少年の生活がだんだん壊れ始めていった。
少年の右頬には何処かの民族のような模様が描かれている。生まれたときから消えないままあり、現在に至る。少年は生まれていくら時間を重ねても成長をしない。集落の人たちは気味悪がって忌みの子と見ていた。