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さいごはPart2

「ひどいよ・・・せっかく。いいかもしれない、って。この世界が。そう思っていたのに・・・」

少年は泣きながら言っていた。そして女に向けているナイフが光る。

「ごめんね。でも・・・この世界はいいものじゃないよ。私はそう思う。」

「もっと・・・この世界・・・知りたかったのに・・・」

「知らないほうがいい物もあるから・・・知らなくて充分よ。君は。」

「でも・・・仕事だもんね。だから。」

「うん。一緒(・・)に罪を償おう。でも、死ぬ前に最後に・・・」

女は少年を抱きしめた。少年の瞳が大きく開く。女は言葉を放った。

      「大好きだよ。だから・・・覚えてて。

                   君は愛されていること。」



そして女は自分で少年からナイフを奪い少年を。そして自分を。殺した。

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