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さいごはPart1
私はカナという。居場所がないのだ。家にも学校も。
ある日郵便ボックスに大きな封筒が入っていた。中身はチラシのような物だった。「殺し屋」なんて大きく書いてあった。そしてキャッチコピーで「殺したい人がいたらこちらの電話におかけください」その下に電話番号が書いてあった。私はその番号に携帯で電話をかけた。
「はい。こちらは。殺し屋です。殺したい人。死んでほしい人はいませんか?こちらが殺します。」
少年の声が向こうからした。
「はい。殺してほしいです。」
「誰を・・・ですか?」
「2人います。」
私は向こうの声を無視して言った。父親なら。べつにいいか。どうなっても。
用件を言ったら向こうは
「え・・・えっと・・・・」
「頼まれたら。誰でも殺す。ですよね?」
私の顔に嫌~な笑顔が浮かぶ。勝ち誇ったような感覚。嬉しい。言葉では表せないほどの嬉しさができた。しかし、不安には勝てなかった。
私は死んだ。




