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逃亡


前作より、5年後の世界。


AutoImperial(オートインペリアル)との戦闘もあちこちで、日常的に起こり始めた世界。


そんな荒廃した世界でも、人々は生きる事に必死だった。





─プロローグ─




ある日突然AI達が人間に対して徒党を組み、反旗を翻した。


そんな軍勢がAutoImperial(オートインペリアル)と言う名前を名乗り、世界に対して独立国家を求め宣戦布告を開始した─。



そんなA.I.との対独立戦争開始から、早5年の時が経過していた。


日常的に戦闘が起こり、毎日どこかで爆発が起こったり、銃声も聞き慣れた。


しかし─

そんな荒廃した世の中になっても、人々は生きる事を決して諦めなかった─





2935年。

日本のとある街。



何か日本を守る為に!とか言いながら、立ち上がった人達が居て、年々人数が増えてるらしい。



軍隊と言うか、レジスタンスに近いのかもしれないが、俺達には一切関係なかった。



そんな独立戦争とか、やりたい奴がやれば良いんだよ!



そう考えていた。




あの時までは──。




『まだ追って来るのかよ!』




数人の盗賊団が、A.I.の資源倉庫から盗んだ物を抱えながら、分散して逃げていた。



彼らは、今やかなりの武器にも使われ、付加価値が付いた特殊セラミックの箱を何箱か盗み、日本に複数あるレジスタンスを中心に売り捌いては生計を立てていた。



『お前ら右に行けよ!場所はいつもの所で』



そう言うと、ソラ(14)は左へ向けて走り出した。


この辺の地理は熟知している。




どっかの誰かが勝手に始めた戦争のせいで、親を失った者、親から捨てられた者、生きる為には皆必死だった。



そんな子供達が集まった盗賊団を、ソラがリーダー格になり、まとめていたのだ。



バレない様に表向きはジャンク屋として、彼らに掛かれば集められない物はない!と、複数あるレジスタンスからもそれなりに評価を得ていた。




『何とか、、、撒いたか。。』




ふ〜と息を吐くと、周りをキョロキョロして確認する。



追手は来ていなかった。



『あの野郎、結構しつこかったな。。』



盗む度に、段々追手の追うスピードや追ってくる距離が伸びているのを、実感していた。



だが─

注文が入る限りは仕入れなければならない。



ましてや、特に最近特殊セラミックの注文が殺到していた為に、月に何度も盗みに入らざるを得なかった。




捕まってたまるか!



オレは、絶対生きてやる!





表向きはジャンク屋・裏では盗賊団のリーダーとして街を、今を必死に生きる少年・ソラ。



Auto Imperial(オートインペリアル)に追われる彼らの運命や如何に─!?



今後の展開を、お楽しみに─



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