表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/19

第16話




 「好き」って、確かにそう思っていた。


 その感情が、どこから来たものかはわからない。


 いつの日からか彼女が気になるようになって、教室や放課後の帰り道で、ふと、目で追うようになって…



 思えば、昔からだったのかもしれない。


 祭りに行く道中で、夜空を見上げながら、彼女のことを考えてた。


 ミズキに誘われて付き合ったピアノ教室。


 そこで、初めてしおりと出会った。


 学校では見かけない子が、ピアノの前にいた。


 教室の片隅。


 その、窓際に。



 彼女は高知から引っ越してきてた。


 両親の都合で、大分の山奥まで。


 保育園に通う最後の年だった。


 毎週金曜日になると、ピアノ教室には彼女がいた。


 片手で必死に弾こうとしているミズキのそばで、楽譜も見ずにメロディーを奏でていた。


 凄すぎて、言葉も出なかった。



 


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ