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こまかい詩集

詩 血塗られたホラーゲームの結末を

作者: 仲仁へび



 一人消えて 二人目も消えた

 三人目だってすぐ消える 四人目の私はいつ?


 瞼降ろして そこで 常闇待ち構えている


 ――世界を超えて たくさんの人たちの思いが

 ――君を救いたがっている


 泣き声と嗤い声が 響き こだまする

 狂気がうつり 肥大化していく中で


 大切なものを見失わずにいられる?


 ――誰もが願っていた みんなが祈っていた

 ――悲しき彼らの魂が 救われますようにと


 ページを破って捨てるように 乱暴に結末を告げられた

 血塗られた舞台劇に 正しい結末をもたらす



「ストーリー」

 君は一つのゲームを手にした。

 七つあるエンディングはすべてバッド。

 けれどそれは、有名になるほど残酷で美しかった。

 人々は互いに語らいあい、どうすれば愛しき彼らが救われるのかを模索し始める。



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