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女神様と現代モンスター討伐戦線  作者: 式・シロノス
第6章「未来と現代編」
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第88話「紫電とネルの話し合い」

学校ネタというか道中とかの話書いてる時が一番よく書けてる気がする。

フラグ建て? 何ですかそれ、おいしいのですか?(何も考えてない顔)

 病院内でのクロノストリガーとの戦闘から翌日、白石家の自室にて学校の準備をしている紫電の姿があった。


「昨日の未来から来た少年少女達、どう思う? 紫電」

「う~ん。まぁ、悪い人たちではないことは確かでしょ? あの後もレイアの家で話してみたけど親しみを持てる相手だったし、最初にあった時からそうだけど、何か他人の気がしないんだよな~」

「そうかしら? 苗字が一緒だからとか?」

「そんなことで他人な気がしないとか言ったら、田中とか鈴木とかの苗字の人どうなるんだよ」

「…それもそうね。で、昨日襲われて、狙われているって分かっているのに学校には行くのね」

「当然。ただでさえ前に学校でモンスターが出て休みになって、しかも時々敵組織の本部を攻めたりとかで学校休んでってしてたからこのままだと下手すれば出席日数の方が足りなくて留年だぞ留年」

「それは一大事ね」

「レイア以外は皆同じ状況みたいだから、平日は皆学校に行くからな」

「普通はそうなんだけど…レイア以外?」

「レイアの学校はドの付くお嬢様も通っている学校だから単位は比較的自由に取れるらしい。親の都合でパーティとかに出席して休む人が多いからって理由らしいけど」

「レイアは進級分の単位は取ってあるってことね」

「そう言う事。それに人目に付かないように護衛してくれるみたいだし、襲撃に関しては大丈夫だろ」

「…それ、不審者扱いされないかしら」

「…大丈夫、じゃないかな? 多分…」


 学校へ行く準備を終わらせた紫電は朝食を家族で食べ終えた後、紫音と一緒に家を出て、共に学校へと向かった。


「お兄ちゃん。最近何してるの? 忙しそうだけど…」

「…急にどうした?」

「ここの所、家にいない事が多くなってきたから何してるのかなって気になって、それに怪我してることも多くなってきた気がして」

「それは行く先々でモンスターが現れて…」

「それは前に聞いたよ。でも、何でそんなピンポイントでその場所にお兄ちゃんがいるのって聞いてるの」

「運が悪いから?」

「……そんなわけないでしょ」

「今はそれで納得して」

「……分かった」

「良い子だね」


 紫電は紫音の頭を撫でる。


「友達も来てるみたいだ。行ってこい」

「うん、行ってきます」


 紫音は紫電から離れて友達と合流した。

 それを見送った紫電にネルが声をかける。


「バレたのかしら? 紫電がモンスターと戦っていること」

「違いな。紫音が考えている事は俺がモンスターがいるところに首を突っ込んで人助けをしているって考えてるんだよ」

「ああ、普段の貴方はお人よしだもんね。本当は戦闘狂に近いことしてるのに」

「うっせ」


 そんなこんなで学校に着いた紫電は教室で座っていると教室の入り口から先生が紫電の名を呼ぶ。


「どうしたんですか先生?」

「お前確か、鶴宮と幼馴染だったよな?」

「そうですけど、花凛がどうかしましたか?」

「鶴宮が今日無断で休んでいるんだよ。普段は休む時は本人が電話かけてくるんだがな。家と本人に電話をかけたが、誰も出なくて…白石、何か聞いてないか?」

「いえ、何も聞いてませんが」

「そうか、なら今日学校が終わったら鶴宮の家に行って様子を見てきてくれないか? 細かい事でも気になってしまう性分だから、心配になってな」

「分かりました」

「それじゃあ、頼んだぞ」


 そう言って先生は自身の担当する教室へと入っていた。


「花凛が無断で欠席ねぇ」

「そんなにおかしい事なの?」

「花凛はそう言う報告はきっちりとするタイプなんだよ。俺もちょっと疑問に思ってな」

「そうなの? 流石幼馴染よく知ってるわね」


 そしてふと窓から外の景色を見てみると、道路の近くの電柱柱の近くに紫杏の姿を確認できた。


「…あんなに分かりやすい所で護衛するの?」

「本当に不審者として通報されなきゃいいけど…」


 一抹の不安を感じながらも学校の授業の始まりを告げるチャイムが鳴ったのだった。

今回で九十九話目次回で番外編と登場人物紹介合わせて100話になりますが何も特別なことはしません。

次回はまたも学校で何かが起こる予感が!?

と言う訳で今回もワンダーランドウォーズの戦績発表です。

今週は無料分しかしてないから6戦5勝1敗です。

そして今日から新たに新キャストが来るので少しだけお金を使って弄ります。

サポーターだからそこまで壊れではない…はず

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