第71話「ミストル拠点 ボス登場と現れるアルターエゴ」
叢雲達の戦闘を書こうとも思わない最低な作者が通りますよ。
戦闘描写のネタが無いから許してください。
というわけでワンダーランドウォーズの戦績発表ですん。
43戦23勝20敗です。
11日の水曜日からオリジナルグッズキャンペーンが始まったので勘弁してほしい今月は車高で時間がバイトする時間が無かったからお金ないし、電車の定期代でお金が飛んだんだよ。ぎりぎりオリジナルサウンドトラックだけは貰って来たけどな!!
ネオン達ミストル構成員との勝負に勝った祭達は自分たちが入ってきた扉からネオン達の後ろにあった扉から先に進もうとしたが、その前にネオンが起き上がった。
「う、う~ん」
「もう起き上がってこられるのかよ…手加減したつもりはないんだが、頑丈だな。で、まだやる気か?」
「もうやる気ないよ…疲れたし、負けたことには変わりないから…私が案内役になるよ」
「…どういうつもりだ?」
「勝者への報酬?みたいなものかな。起きれたのは私だけみたいだし、ボスの元へ案内するよ」
「ほう、まだ他にも構成員はいるだろうに、いいのかよ」
「他の人達は今全員アルターエゴの方に向かっているんだよね。で、もうこの拠点にも残っている構成員はいないよ」
「それ、私達に言っても良かったのか?」
「別に言っても困る事ないし、この作戦とったのは貴方達第三勢力が現れたからだし? どうせ向こうにも戦力を送っているんでしょ?」
「いや、向こうの拠点の位置知らないから送ってないが?」
「……マジ? これはやらかしちゃった。ま、いっか! 取り敢えずボスの元まで案内するよ」
「案外陽気な性格なのか? こいつ」
ボロボロな状態で祭達の前を歩き始めるネオン。
その後ろを祭達はついていく。
「いい…の? あの人…信じて?」
「別にいいんじゃないか? 怪しい動きしたら私が速攻で倒すし、安心しろ」
「そう…うん、分かっ…た」
「何してんの~? 結構ボロボロできついんだから、早く行くよ」
ネオン達と戦った広い部屋から出た後、いくつかの複雑な廊下を抜け、一際目立つ扉の前に何のトラブルもなくたどり着くことが出来た。
先ほどのネオンの話はどうやら本当だったようだ。
「着いたよ。ここがボスの部屋だ。後は頑張ってね。私はここで休んでるから」
「ああ、感謝するぞ。ゆっくり休んでいろ」
扉の横で壁に背を預け、休み始めたネオンに礼を述べ、祭は扉を思いっきり叩いて、そして…。
「開けろ! デト〇イト市警だ!」
思いっきりネタに走った。
何かやり切った感のある祭にネオンを含めた祭以外の全員から冷たい目が向けられている。
少し経った後、叢雲が軽くジャンプして祭の頭を軽く叩いた。
「祭…此処は…日本だよ? 外国じゃ…ない」
「いや、叢雲ちゃん。突っ込むところはそこじゃないよ!?」
「祭君。ふざけるのは構わないけど、時と場所を考えてほしいんだけど?」
「うっす。すいませんでした」
(楽しそうだな~)
気を取り直して、祭は扉を開く。
警戒しながらボスの部屋に入った祭達が見たのは何か凄い機械を身にまとっている。中年の男性だった。なんかぶちぎれてるような?
「てめぇ、この俺の部屋の前でふざけるとはいい度胸だじゃねぇかゴラァ!!」
「ええ…緊張をほぐそうとしていただけなのに…」
「その…結果…相手がぶち…ぎれした」
「その舐めた態度…今すぐにつぶして……」
ボスが祭達に仕掛けようとした瞬間、ボスと祭の間の天井が爆発して崩れた。
「何事だ!?」
「見~付っけた! ミストルのボスさん!」
「オイ赤坂。ミストルの奴らにさん付け何てしなくていい」
「え~。何で? いいじゃん蒼樹。年上は敬うものだよ?」
「長年敵対関係の相手のボス何て、相手が何歳でも敬う必要はない」
「うだうだ喋ってんじゃねぇ! 一応聞いておくが手前ぇら何者だ!」
「私達はアルターエゴの構成員だよ! ミストルのボス、イツラク! その首をもらい受ける。覚悟しろ~!」
「上等じゃねぇか。この俺にあいつじゃなくて部下を二人しか送り付けてこないとは舐められたものだなぁオイ!」
突如現れたアルターエゴの構成員とボスが戦闘を開始する。
当然の展開に祭達は口を開けて固まっていた。
「私達完全に置いてきぼりにされてますわね」
「そうだなクレア。どうしよう、これ」
「本当なら漁夫の利を狙うところだが折角だ乱戦に持ち込もうぜ」
「フェノ…本気…?」
「まぁ、私も同感。このままなんか無視されてるの腹立つから行くぞ」
「分かった…頑張る」
そう言って祭達は戦闘に突っ込んでいった。
次回はミストルのボスとアルターエゴの構成員と主人公達の戦闘回です。




