第62話「本格的な武器強化」
今話で本格的な武器強化をします。
そして、ワンダーランドウォーズの戦績発表時間だぜ!
先週の三日間は特殊なランキング戦を行っていましたのでそれと分けて書きます。
29戦15勝14敗でランキング戦は44戦25勝19敗で順位は71位です結構高い。
いつも通り、学校終わりにレイア邸に集まる紫電達一行。
吉備津にいつもの部屋に案内され、従者が入れてくれた紅茶を飲みながら芽衣を待つことにした。
先に部屋に入ってきたのはレイアで制服から私服に着替えてきたようだ。
「芽衣さんはまだ少し時間がかかるそうです」
「そうか、まぁ4人分だし時間かかるのはしょうがないな」
「――UNOでもやりますか?」
「なんでUNO? まぁいいか。皆でやろう」
その後は、UNOをやりながら芽衣の創成武装強化が終わるまで待機。
UNOが遊びという名の戦争に代わりかけたころ、目の下にクマをつけた芽衣が部屋に入ってきた。
「お待たせ、強化が終わったからちょっとこっちに来てくれる?」
「お疲れ様……寝ててもいいだぞ?」
「大丈夫、どんな感じに強化したか説明終わったら寝るから…」
そんな会話をしながら鍛冶工房に向かった。
「というわけで、これが強化した皆の創成武装だよ」
そう言って芽衣は紫電達の創成武装を手渡す。
紫電達は手渡された創成武装を見て驚く。
見た目が変わっているのだ、特に祭の武器が槍の形じゃなくて完全に平ぺったい大型銃になっていた。
メタ話で言ってしまえば魔○少女リリカルな○はアニメ版レイジ○グハートが映画版のdetonation仕様になったと考えてもらえれば……
「凄い見た目が変化しているな…私の焔華扇は…」
「その創成武装は遠距離にも対応しているみたいだったけど、力を出し切れてなかったみたいだから形状変換機能を存分に改造を施して、普段は大型銃形態、そしてすぐに槍モードに切り替えれるようにして、その槍形態でも砲撃ができるようにしたよ。威力は落ちちゃうんだけどね。祭君のが一番時間かかったね」
「――何という魔改造。だが、ありがとう。何かとても手に馴染む感じがする」
「俺のは少し刀身伸びているのかな?」
「紫電君の白雪は琥珀さんから刀貰ってるでしょ? それに合わせているから見た目に関してはそんなにいじっていないかな。あの時、武器に魔力を纏わせて戦っているみたいだったから魔力を通しやすくしておいたのと単純に性能を上げておいたよ」
「そっか~、ありがとう芽衣」
「それで後は叢雲君とレイア君のだけど…」
芽衣はレイアと叢雲に目線を向け、話始める。
「二人のの創成武装は紫電君のと一緒で見た目に変化はそんな大差はないよ。武器の形状から戦い方を考えてそっち方面の強化したかな。何か違うって感じたら言ってほしい。調整しなおすから」
「分かりました。ありがとうございます芽衣さん!」
「あり…がとう」
「さて、これで説明は終わり。うちは寝る! おやすみなさい!!」
そう言い切ると同時に既に芽衣は鍛冶工房から出ていた。
「あぁ、うんおやすみ…ってもういないし」
「紫電、私は新しくなった焔華扇を試してみたい」
「そんな小さい子供みたいなキラキラした目で言われてもね…ゲートがそんなに都合よく開くわけじゃないからな~」
「いや、前々から紫電。お前と戦ってみたかったんだ」
そう言った祭の次の言葉は
「勝負だ。紫電!」
次回は祭対紫電の主人公対決になります。




